FRBがFOMCにおけるメッセージを大転換し、 「ある時点でテーパーリングを始める」ことを表明! 6月15日、16日の2日間に渡り、米国の中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を決定する会合、連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されました。 今回のFOMCで、米国の政策金利であるフェデラルファンズ・レート(FFレート)は、現行のまま「0〜0.25%」が維持されました。債券買い入れプログラムについても、当座は米国財務省証券を毎月800億ドル、住宅抵当証券を毎月400億ドル、合計1200億ドルを買い入れることは変更されませんでした。 しかし、債券買い入れプログラムの縮小(テーパーリング)に関しては、これまでの「テーパリングを考え始めることすら、考えていない」という表現がなくなり、代わりに「ある時点でテーパーリングを始める」という意図がハッキリと伝えられました。また、今やFRBがフ