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2020年8月10日のブックマーク (6件)

  • ソーシャルで何をすればフォロワーが増えるのか?(健全版)|深津 貴之 (fladdict)

    何かの事情で、どうしてもフォロワーを増やさずにはいられない。そんな人々のための健全ガイド。 まず相互フォローとか、そういうノウハウはドブに捨てろ。コメントやスキを連打するのも無意味。上っ面のテクは、しゃがみ中パンチで浮かせてから、 天翔龍閃 (あまかけるりゅうのひらめき)  → アバンストラッシュ → ギャリック砲の滅殺コンボに処するべきである。 あなたが真にすべきは、スキルセットに応じた形で「インターネット全体に奉仕すること」だ。 それが健全にフォロワーを増やす、唯一の方法である。 以下に、あなたの現状に応じた、基戦略を示す。 まず自分の現状を見極めよう自分の職能が、下のマップのどこに属するかを考えてみよう。縦軸は知名度や実績の有無。横軸はあなたの活動の成果物が、フワッとしたものか、具体的なものかだ。左側は経営者やコンサル、右側は職人や作家などだ。 A: 影響力が弱く、成果物も抽象的な

    ソーシャルで何をすればフォロワーが増えるのか?(健全版)|深津 貴之 (fladdict)
  • サービスに求められるものを、6段階に分類する|深津 貴之 (fladdict)

    「サービスの体験をよくする」というのが、漠然としてどうすればいいかわからないとき、まずユーザー体験を6段階に分類するのをオススメします。 この図をベースに、 ・あなたのプロダクトの現状 ・やろうとする施策やアップデートが、それぞれどのレイヤーに属するかを見て、基低レイヤー(機能より)のものから、充足させてゆきます。 下記は、家を例にしたのユーザー体験です。 Lv 0. 存在しない家がない。寒い。そして何も解決してない。 Lv 1. 機能がある屋根と壁と床がある。とりあえず雨風がしのげる。色々と我慢すれば、まぁ生きていける。 Lv 2. 安全と安心地震で壊れない。水漏れしない、火災報知器がついた、ドアに鍵がかかるようになった。最低限の信頼性が担保できる状態です。 Lv 3. 使いやすい、わかりやすいまっとうに使えるか。家のなかで迷わない。生活導線が機能するか。キッチンや冷暖房などがスムー

    サービスに求められるものを、6段階に分類する|深津 貴之 (fladdict)
  • From 大阪のおばちゃん To 寡黙なマスター|深津 貴之 (fladdict)

    アプリサービスにおいて、閲覧やコミュニケーションの順番をどう考えるべきか。 ユーザーの閲覧行動、あるいはそのためのリコメンデーションには段階がある。水が上から下に流れるように、まずは大阪のおばちゃん的なコミュニケーションから始まる。 大阪のおばちゃんなんか勝手に野菜勧めてきたり、アメちゃんくれる。向こうが良かれと思ったものを、グイグイとオススメしてくれる。嬉しい人には嬉しいが、苦手な人もそれなりにいる。 サービスでいうなら突然飛び出すポップアップや、ファーストビューでのバナー、PUSH通知だ。 それでも解決しなければ… 回転寿司なんかいい感じのものが、いい感じの流れてくる。場の雰囲気で流れてくるものがチューニングされることも。 これは無限に続くタイムラインなどがあたる。 それでも解決しなければ… バイキング色々置いてあるので、自分で好きなものを盛り付けてご自由にどうぞ。 サービスではカテゴ

    From 大阪のおばちゃん To 寡黙なマスター|深津 貴之 (fladdict)
  • やりなおせる失敗は、失敗ではない|深津 貴之 (fladdict)

    CXOとしてよく言うフレーズに「やりなおせる失敗は、失敗ではない。どんどんやれ」があります。 企業が成長するにつれ、意思決定は遅くなり、失敗を許さない文化が少しづつ生まれてきます。 ところが、この世に存在する大半の問題は、実はそれほど重要ではありません。なぜかというと、ほとんどは失敗しても、やり直しがきく問題だからです。そういった問題について、全体会議で延々と議論するのは、あきらかにリソースの無駄です。 では、なぜ企業の意思決定がどんどん遅れてしまうのか… それは2つの大きな原因があります。 恐怖が組織を動けなくする1つは、組織が成長し安定するにつれ、リスクをとったことのない人、ダメージ・コントロールの未経験者が増えていくことです。ぬるま湯で育った人間は、未知の冒険を避けるものです。 もう1つは、過去の失敗を学習しすぎた場合。こちらは、すべての意思決定が「最悪の不祥事」と同等の基準で、判断

    やりなおせる失敗は、失敗ではない|深津 貴之 (fladdict)
  • 21世紀の「見る権利 vs 見られる権利」|深津 貴之 (fladdict)

    ARやMR、VTuberのような、視覚情報を上書きするテクノロジーを見ていて、疑問に思うことがある。 将来、ARやMR、あるいはVTuberテクノロジーが進歩したとき、人間にとって「見る権利」と「見られる権利」が衝突するではないか。そのとき何がおき、どちらが優先されるのだろうか。 見られる側が、権利をもつ世界まず、とっかかりとしてVTuber(ヴァーチャルユーチューバー)を例にとるとわかりやすい。VTuberは、「私が自由に外見を決め、あなたに見せれる」テクノロジーだ。VTuberを用いることで、人は自分の外見を自由に定義できるようになった。 現在の倫理観では、Aさんの外見を決めるのはAさんである。VTuberもこの価値観に従っている。価値観は従来のままで、「私が定義できる私のカスタマイズ性」が拡張されたのがVTuberだ。観測者は、発信者の定義した姿を観測することになる。 ところが、A

    21世紀の「見る権利 vs 見られる権利」|深津 貴之 (fladdict)
  • タイムラインが闇堕ちする仕組み|深津 貴之 (fladdict)

    SNSであれニュースサイトであれ、タイムラインは自然状態で放置をすると、どんどんネガティヴに闇堕ちしていく。 これはnoteにおいても、つねに注意を払っている課題だ。なぜ多くのサービスでタイムラインが闇落ちするのか、チームと共有するためのメモ。 人間の脳は、ネガティヴな情報に積極的に注目する人間の脳は、原始時代に基礎設計されてから、ほとんど進歩していない。このため現代の人間の意思決定は、しばしば原始時代の生存戦略に引っ張られて判断を誤る。 判断ミスが死を意味するような環境で、長く生き抜いてきた私たち人類は、基的に保守的だ。生存を優先し、損失の回避を優先するようにできている。5年後の穀物よりも、この瞬間に猛獣に襲われて死なないことを優先する。そういうコンセプトで進化をしてきた。 目前の危機回避を優先するなら、重要なのは危険の兆候を捉え、即座に解消することだ。かくして、ネコジャラシに弄ばれる

    タイムラインが闇堕ちする仕組み|深津 貴之 (fladdict)