2009年にFreeBSD Daily Topicsで紹介したものやその後のプロジェクトの状態などを鑑み、2010年においてFreeBSDで起こりそうなことから特に興味深い9のターゲットを紹介します。 1.高信頼性レプリケーションシステムHAST 高信頼のレプリケーションシステムを実現するHASTの成果物を使った実験的な運用がはじまると見られます。FreeBSD Foundationや企業の支援を得たHASTプロジェクトは順調に進展しています。主要開発者であるPawel Jakub Dawidek氏は同分野に関する技術力も高く、ZFSの移植者でありまたFreeBSD GEOMの主な開発者です。 HASTプロジェクトが目指している高信頼性を実現したレプリケーション機能は、これまでエンタープライズでFreeBSDを採用する場合にもっとも求められていた機能のひとつです。同機能が登場することでエン
FreeBSD Daily Topics 2009年12月15日≪注目≫FreeBSD UFS+Softupdateにミニジャーナリングを追加してバックグラウンドfsckを不要にする取り組み heads-up Journaled Softupdates Hybrid system current - Jeff Roberson氏およびKirk McKusick氏がFreeBSD UFS/Softupdatesに最小限のジャーナリング機能を追加することで、バッググラウンドfsckを不用にするための取り組みをしていると発表しています。2009年12月の間には9-CURRENTにコードをマージするとしており、向こう2週間の間にはソースコードを公開すると説明されています。 jeffr_tech: Journaling softupdates, SU+J jeffr_tech: What's in
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FreeBSD Daily Topics 2009年11月26日FreeBSD 8.0-RELEASE登場 - Vimage Jail、ZFS v13、ネットワーク高速化、NFSv4 FreeBSD 8.0-RELEASE release - FreeBSDプロジェクトは2009年11月25日、FreeBSDの最新リリース版となるFreeBSD 8.0-RELEASEを発表しました(執筆現在、アナウンスメールはまだ流れていませんが、iXsystemsがFreeBSD 8.0-RELEASEのアナウンスを伝えています)。 提供されるアーキテクチャは次のとおりです。CDROM/DVDイメージが提供されている他、i386とamd64にはメモリスティックからインストールするためのイメージも提供されています。 ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/
FreeBSD 8.0-RELEASE 本稿が掲載されるころにはメジャーバージョンアップとなるFreeBSD 8.0-RELEASEが公開されているか、遅れても数日中にはリリースされる見通しになっている。8.0はタイムスケジュール的にはそれほど注目に値するリリースになる予定ではなかったが、最終的に重要な機能が追加された注目すべきメジャーアップブレードバージョンとなった。 本稿では、特にユーザが違いを実感しやすいところに焦点をあてて、FreeBSD 8.0で注目される新機能と、現在の取り組み、アップグレード時の注意事項を紹介する。なお執筆時点ではRELEASE版がでていないため、RC版で動作を確認している。RELEASE版と違いがある可能性もある。 ネットワークスタックの仮想化"Vimage Jail" FreeBSD 8.0で導入された機能のうちもっとも注目に値するものがVimageだ。F
jailで出来る事 プロセスとネットワークを分離できる jail環境の中からhost環境や他のjail環境のプロセスやネットワークを参照したり操作できないようにします。 IPv4アドレスひとつを使用できる jail(8)の引数で指定したIPv4アドレスをひとつ使用します。 ユーザーアカウントや設定を分離できる host環境には最低限のアカウントだけ登録して、ユーザーアカウントはjail環境にだけ作成するような使い方が出来ます。 ただしhost環境とjail環境でUID/GIDは共通の値を使いますので、通常は値が重複しないように割り振って、管理が混乱しないようにします。 攻撃を受けても被害を分離できる 動作させるためにroot権限が必要なWebサーバーなどをjail環境に閉じ込めて動作させることで、侵入があってもhost環境に被害を受けないようにすることができます。 一般的にグローバルIPを
FreeBSD Daily Topics 2009年8月28日FreeBSDシステムを最新に保つ方法、アプリケーションを最新に保つ方法、FreeNASに脆弱性 links Keeping FreeBSD Up-To-Date FreeBSDを最新の状態に保ちつづけるための作業方法を、Richard Bejtlich氏がKeeping FreeBSD Up-To-Date (PDF)として公開しています。アップデートだけをまとめたドキュメントではなく、FreeBSD 7.1-RELEASEを実際にインストールしてから、時系列にセキュリティアップデートやFreeBSD 7.2へのアップグレード、/usr/src/UPDATINGに記載されている注意事項への対処などを取り上げ、具体的な作業コマンドとともに説明が記載されています。 FreeBSD Updateやブランチに関する名称やその解説、Pr
このページには、FreeBSDでインターネットサーバを設置するためのメモが公開してあります。ページの記述に関する内容につきましては自己責任にてご利用ください。ご参考になりましたら幸いです。 インターネットサーバ に最適な OS。 ''FreeBSD'' FreeBSD 備忘録のページにいらっしゃいませ。 FreeBSDはUNIXライクなOSで、Linuxに同様オープンソースで開発が行われているオペレーティングシステムです。 インターネットからダウンロードして自由に導入して利用することができます。無料で利用できます。 個人的に普段デスクトップPCとして利用しているのは、Microsoft Windows XP を導入したDELL PCです。FreeBSDを使っているわけではありません。 しかし、インターネットでサーバとして利用しているのは10年以上 FreeBSDを愛用しています。"
実はもう凡そ移行済みでFreeBSD6での実運用は始まっているものの、net-snmp + mrtgでハマるの巻。 FreeBSD4のときのnet-snmpは5.2で、snmpdの実行ユーザ/グループはsnmpにできたけどsnmptrapdはrootでしか動かなかった(オプションが無かった)。今回はapcupsdを入れたときにdependでnet-snmp 5.4が入ったのだが、snmptrapdにも-uと-gのオプションができていたので、rc.confにsnmptrapd_flagsで指定。ちゃんとユーザsnmpで立ち上がった*1。 設定ファイルは、以前なぜかサンプルと同じ/usr/local/share/snmp/に置いていたけど、これも気持ち悪いので/usr/local/etc/snmp/snmpd.confとしました。 んで、mrtgもportinstallしてmrtg.confを
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