本日、柏崎市から、柏崎刈羽原子力発電所の6号機、7号機におけるフィルタベント設備設置に関し、回答したい旨の連絡がありましたので、県としての考え方をお伝えしました。 フィルタベント設備は、放射性物質を、薄めるとはいえ外部に放出する設備です。事故時の対応を考えれば、設備のハード面だけでなく、その運用面も含めた安全性の確認が必要です。 住民被ばくを避けるためには、避難の難易により、どの程度の性能を持たせるべきかの検討が必要であり、その性能等について、変更の余地がある段階で協議をすることが必要であると考えています。 新規制基準はあくまで最低限の基準です。また、原発の性能基準としてのみ審査するのであれば別ですが、自治体と合意がないまま、原子力規制委員会が住民被ばくを避けるかという観点で審査することは困難と考えています。 なお、先日、福島の汚染水の取り扱いと情報発信に関して、廣瀬社長は自ら「3.11の