【12月21日 AFP】インド・ニューデリー( New Delhi )で20日、2012年に起きたバス集団レイプ事件の加害者元少年が釈放されたことを受け、激しい抗議デモが行われた。 2012年12月16日、女子大学生ジョティ・シン( Jyoti Singh )さん(当時23歳)は、走行していたバスの車内で集団による性的暴行を受け、約2週間後に死亡した。暴行に加わった元少年は当時17歳で、事件から3年が経過した現在は20歳。デリー高裁は18日、この元少年が少年法の規定に基づき釈放されると発表していた。 元少年以外の被告の男4人は13年に死刑判決を言い渡され、最高裁へ上告している。 市の中心部にあるインド門( India Gate )周辺で行われたデモには、ジョディさんの両親も参加したが、警察により一時身柄を拘束される場面もあった。(c)AFP