隠しカメラが設置された別府地区労働福祉会館。カメラの一つは、入り口などが見えるように木の幹(手前左側)の高さ約1.5メートルの所にくくりつけられていたという=大分県別府市で2016年8月3日午前9時7分、大島透撮影 参院選の選挙期間中に設置 人の出入りなど録画 7月10日に投開票された参院選大分選挙区で当選した民進党現職らの支援団体が入居する大分県別府市の建物の敷地内に、同県警別府署員が選挙期間中、隠しカメラを設置し、人の出入りなどを録画していたことが、3日分かった。カメラの設置は無許可で、建造物侵入罪などに該当する可能性があり、県警の捜査手法に批判の声が出るのは必至だ。 県警や関係者によると、隠しカメラが設置されていたのは、別府市南荘園町の別府地区労働福祉会館。連合大分の東部地域協議会や別府地区平和運動センターなどが入居しており、参院選の際には大分選挙区で立候補した民進党現職の足立信也氏
三菱自動車の燃費不正問題で、2005年に同社の新人の社員が不正行為をやめるよう社内で提言したのに、幹部が放置していたことが分かった。燃費不正を調べていた特別調査委員会が2日公表の報告書で明らかにした。調査委は、不正に鈍感な体質を示す事例として問題視している。 調査委は燃費不正を客観的に調べるため三菱自が4月25日に設置、弁護士ら4人で構成する。報告書によると、新人社員は社内の発表会で、国のルールと異なる方法で燃費データを測っており、改めるべきだと提言した。不正行為を続けていた部門の幹部ら20人余りが聞いていたという。 幹部らは調査委に対し、記憶にないと答えた。しかし、当時の資料も入手した調査委は、「新人社員の指摘というインパクトを考えても、記憶がないという説明は容易に受け入れがたい」と結論づけた。 11年の社内アンケートでデータ偽装を示唆する複数の回答が寄せられたが、開発部門の「問題
野党支援団体に隠しカメラ=署員が参院選挙中設置か-大分県警、不適切と謝罪 参院選挙期間中に野党候補を支援する団体が使っていた大分県別府市内の建物敷地に県警別府署員が隠しカメラを無断で設置していたことが3日、関係者への取材で分かった。人の出入りが録画されていたという。プライバシー侵害とともに、建造物侵入罪などに当たる可能性もある。 県警は「捜査活動の一環としてビデオカメラを設置した。他人の管理する敷地内に無断で入り、不適切な行為だった。関係者の皆さまにおわび申し上げる」と謝罪した。(2016/08/03-11:08) 【社会記事一覧へ】 【アクセスランキング】
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