群馬大学附属病院で腹くう鏡などの手術を受けた患者18人が相次いで死亡した問題で、死亡した患者の家族の一部が執刀した医師らの医師免許の取り消しなどの行政処分を求める要望書を7日、国に提出しました。 死亡した患者の家族の一部は、先月までに執刀した医師と上司だった元教授と面会し、当時の体制のもとではできるかぎりの努力をしたが、結果として患者の命を救えなかったことは大変残念だという趣旨のおわびの気持ちを伝えられましたが、家族は「真摯(しんし)に反省しているとは評価できない」として、7日、厚生労働省に執刀した医師と上司だった元教授の行政処分を求める要望書を提出しました。 この中では、2人について、手術後に適切な措置を取らないなど、明らかな注意義務違反があったうえ、カルテの記載が不十分で死亡後の解剖が行われていないなど医師の職業倫理上の義務を果たしていないとして医師免許の取り消しなどを求めています。
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