赤字が続き、厳しい経営状況が続く佐渡汽船。東北のバス会社などを傘下に持つ「みちのりホールディングス」から出資を受けて子会社となり2022年3月に再出発しました。地道なコスト削減と売り上げ増に取り組み安定的に黒字を出せるようにすることに加えて、老朽化が進む船舶の更新など大型投資の資金も捻出しなければなりません。佐渡汽船の改革の状況と尾渡英生社長へのインタビューの詳しい内容をお伝えします。 (新潟放送局 野口恭平 記者) 3年連続の最終赤字 みちのり傘下へ 佐渡と本土を結ぶ唯一の公共交通機関である佐渡汽船。その経営は厳しい状況が続いています。 上越市の直江津港と佐渡市の小木港を結ぶ航路が慢性的に赤字になっていたところへ新型コロナウイルスによる旅客の落ち込みも加わり、決算は2021年12月期まで3年連続で最終赤字に。負債が資産を上回る債務超過の状態も続いていました。 みちのりホールディングスの松
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