昔、勤務していた会社での話。 とある大企業(上場級)への売り上げがありました。その大企業は、毎月決まった日付に取引先を集め、2割を小切手、残り8割を手形でという支払い形式。手形は180日手形、半年もの。支払日になるとその会社の会議室に取引業者が大挙して集まり、小切手・手形を受け取るというのが毎月おなじみの光景だったわけです。 ただ、話はここで終わらない。流れ的にもうひとつ付き物の光景がありまして。小切手と手形を受け取った取引業者が流れていく場所があったんです。支払い会場から程近い場所で、その大企業は金融子会社を営んでおりました。その会社に取引業者が吸い込まれるように流れていく。 ここで何をしているかと言うと、手形割引をしてるわけです。 手形割引 - Wikipedia 小切手はすぐ現金化できるけど、手形はすぐに現金化されない。期日まで待たなければならない。その期日は半年先。資金繰り的に半年
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