マルチコピー機ではフチなし印刷はできず、印刷面の四方に余白(上下左右5mm)が入ってしまいます。そのため印刷可能な領域は紙全体からこの余白分を取り除いた領域になります。これまでは、多くのプリント機能でこの領域にぴったりに印刷するように自動で拡大縮小していました。 また、画像データ(JPEG,TIFF)は「縦〇〇mm×横〇〇mm」という印刷した場合のサイズの情報を持っていません(わかるのはピクセル数のみです)。そのためマルチコピー機では、印刷領域にこの画像が全て収まる、最も大きなサイズになるように拡大縮小して印刷しています。*1 このような自動の拡大縮小は原稿をきちんと印刷するための工夫なのですが、特に自動縮小印刷は、イメージ通りに印刷できなかったり、アミやグラデーションのトーンはモアレやつぶれの原因になってしまったりするなど、同人誌プリントにはマイナス面も多く、「自動縮小されるのでマルチコ