こういうのを政治利用っていうんだから、音楽に政治を持ち込むななんて人はガッツリ怒るべきだよ。
国政選挙が行われる度に、とても陰鬱な気分になる。 俺はひとりの市民として、よりよい社会を将来の世代に手渡すことを今を生きる人々の義務だと思って、様々な場所で意見を表明している。もちろん、それは過ぎ去った時代を生きた人たちから手渡された社会や課題でもある。受け取って手渡す。ふたつを役割を俺たちは担っている。 ミュージシャンとして人気があるかどうかよりも、そうしたバトンを今を生きる一人の市民(国民と書かないのは、同じ社会に暮らしている日本国籍を持たない人たちも仲間だからだ)として握っている事実のほうが、俺にとっては大事なことだ。 誰とも交わらずに音楽を作ることは不可能だ。たったひとりベッドルームでコンピューターを叩いても、そのコピューターは人の手で作られ、様々な人々の手を介して目の前にあるのだから。そうした意味で、音楽は社会と無関係ではいられない。より良い社会など知ったことか!とは言えない。
最近はライブ会場で未就学や小学生の児童を見かけることが増えました。 ASIAN KUNG-FU GENERATIONのメジャー・レーベルでの活動も10年を超えているので、ともすれば中高生のときに俺たちを知った子が、誰かの親になっている可能性もあると思います。 ドイツのケルンでFoo Fightersのコンサートに行ったとき、思っていた以上に親子連れが多くて驚きました。もちろん、結構遅くからの公演だったので、中学生くらいの子たちが最年少だったように感じたけれど、ロックが幅広い年齢層に行き届いている様が羨ましいと思いました(ビールでベラベラに酔っ払ったお父さんが、娘さんとそのボーイフレンドにウザがられていたりして面白かった)。 だから、バンドとしては、子どもたちのコンサートへの参加は基本的にウェルカムだということをまずは記します。できれば、年齢制限を設けたくないというのが俺たちの意見です。 一
TOBIU CAMPから戻って考えたこと 今年も北海道の白老(シラオイ)で行われたTOBIU CAMPに出演した。 北海道にはアイヌ語由来の地名がとてもたくさんあるのだけれど、ここ白老はアイヌ語で「アブの多いところ」という意味らしい。ちなみに札幌は「乾燥した広いところ」というような意味があるとのこと。北海道だけでなく、本州にもアイヌ語が由来と思われる地名がたくさんあって、興味深い。 白老という地名についての由来を聞いたときには驚いて、アブに刺されたらどうしようと虫除けスプレーを買い込むなどして参加したけれど、初出演から4回目のこの日も、アブに刺されることはなかった。というか、アブを見かけたことがない。 TOBIU CAMPは地元のアートコミュニティの人たちが、廃校となった小学校と付近の森を少しずつ切りひらき、整備しながら、じわじわと根を張るように広がっているアートフェスティバルだ。ステージ
「新しい時代のこと、これからの社会のこと、未来を考える新聞」をテーマに、2011年に創刊された『THE FUTURE TIMES』。 8月3日(木)から10月9日(月・祝)まで渋谷ヒカリエ8階「d47 MUSEUM」にて開催されている『NIPPONの47人 2017 これからの暮らしかた -Off-Grid Life -』にて『THE FUTURE TIMES』の特別号を発行することになりました。 『NIPPONの47人 2017 これからの暮らしかた -Off-Grid Lif -』は住まい・食べもの・エネルギー・働きかた・流通・まちづくりなどに関わる多種多様な暮らしかたを実践している方々を、各都道府県から1人ずつ紹介し未来の暮らしのスタンダードを探る展覧会です。 2011年の創刊から、『THE FUTURE TIMES』は震災以降の東北各地や、次世代エネルギーの現場などを訪ね歩きながら
Gotch @gotch_akg Musician, Poet, ASIAN KUNG-FU GENERATION, THE FUTURE TIMES, only in dreams gotch.info Gotch @gotch_akg 伝聞だから、ここには書かないけれど、アメリカでクールジャパンのひどい話をいくつか聞いた。こういう助成金みたいな制度って、現場や文化のためってよりは、役人のためにあるのかよってため息出ますな。前川さんとか手放しで応援できないのは、こういうところに一端があると思う。 2017-07-21 09:22:22 Gotch @gotch_akg 海外に日本の文化を!とか言って金使って、実体のない視察とかして、一方で日本の大きなスタジオがバンバン潰れてたんじゃ、早晩クールジャパンも何も文化がしぼんじゃう。これは音楽だけじゃなくて、あらゆる分野に当てはまるはず。もの作
言語化できない違和感を、「私たちはバカだから」という理由で、どこかに捨ててしまう必要はないと思う。どれだけ詩を書いても、感情に近い音楽にだって、丸ごとそんな違和感を言い当てられたりはしないから。ただ、鈍くても、身振り手振りを含めて、伝える方法は考えないといけないのだけど。
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