「Google Books」に関する修正和解案は海外の反対者たちを静かにさせるかもしれないが、反対者たちは米国時間11月16日、この和解案は依然として、著作権者が不明の絶版書籍に対して商業化の独占権をGoogleに与えるものであり、また消費者のプライバシーも保護できていないと述べている。 Googleは、人々がオンラインで書籍を閲覧したり検索したり、あるいは電子版を購入したりできるよう、図書館や出版社の目録にある書籍のスキャンとデジタル化を進めている。同社は、著作権で保護されている書籍について出版社と契約を結び、絶版書籍のデジタル化には権利所有者への支払いを申し出ており、販売からの売り上げは作家に分配するとしている。 この和解案は、Googleの書籍スキャン計画に対して2005年に米作家協会(Authors Guild)が起こした著作権侵害訴訟を解決しようとするものだ。 主な争点となってい
臆病者なのでAnonymous Cowardで書きますが、私はまだ販売中の複数の著書をgoogleにスキャンされました。 著者の立場から今回の件で起きたこと、思ったことを時系列で書きます。 (1)「googleが"絶版"本をオンラインで公開するらしい」と噂に この時点では「"絶版"本だからいいんじゃね、公開はアメリカ国内に限るらしいし」と肯定的でした。 (2)アメリカ国内で入手困難なものも絶版扱いされるとの情報がひろまる 「おい、それって何?」と疑いの眼差しで情勢を見守っていました。 いまだに「絶版だからいいんじゃないか」という意見をいう人がいますが、 「アメリカ国内で入手困難な本=絶版」ですので、日本国内の本はほとんど"絶版本”です。 (3)上と前後して、アメリカで訴訟+和解のニュース 訴訟の件を聞いたときには「そりゃそうだ、あまりにむちゃだよ、この話は潰れる」と予想。 しかし一転、和解
とりあえず、これだけははっきりさせて議論する前に切り分けた方が良い点がひとつ。 GoogleBooksで今現在問題になっているポイントのほとんどはGoogleと米国作家協会との和解内容であって、GSV問題みたいにGoogleが勝手に言い出して押し付けたものとは性質がだいぶ違う。 一番の問題は、その和解内容がクラスアクション+ベルヌ条約の合わせ技で明らかに和解に関与してないところにまで影響が及んでしまっていること。 これに関しては責任者はクラスアクションを採用してその範囲を無思慮に拡大した米国作家協会と米国裁判所にあります。 絶版書籍をGoogleが占領するみたいな話になってるのも、根っこの部分はクラスアクションの問題。 Googleが批判されるべきなのは、とりあえずスキャンして公開しますが文句は後で受け付けます、という全般的にオプトアウトで処理しようとする点。もっと問題を具体化すると、権利
9月3日のINTERNET Watchの記事によると、日本の著作家と写真家が「Googleブック検索で著作物を無断公開されたのは著作権法違反にあたる」として、Googleとグーグル日本法人を犯人として警視庁(練馬署と目白署)に刑事告訴した。告訴状は正式受理されていないそうだが、捜査は進められているとのこと。外国人記者クラブで行われた会見で、「著者に無断ですでに何百万冊もスキャンしているというのは、裏社会のやりかた。これは信用できない会社だという印象を持った」と語った。 一方、9月2日のITmediaの記事によると、日本の中小出版社49社が、Googleブック検索和解案から離脱した。出版流通対策協議会会長は、「和解案は日米の著作権法に違反した違法行為で、泥棒、海賊行為」、「和解参加は日本の出版産業の自殺行為」と述べた。絶版書籍のアーカイブ化については、Googleではなく国会図書館などの公共
米Googleは9月3日、電子化した書籍をWeb上で公開する「Googleブック」サービスのプライバシーポリシーを公開した。 これは、Googleが米連邦取引委員会(FTC)と同サービスのプライバシー対策について協議した結果だという。同サービスや、Googleが同サービスに関して出版社と交わした和解については、FTCのほかプライバシー保護団体、ドイツ政府などからプライバシーの観点で疑問の声が上がっていた。新しいプライバシーポリシーには、この和解に関する条項も盛り込まれている。 例えば、新しいプライバシーポリシーは、ユーザーのGoogleブックの利用に関する情報を、和解対象の書籍を管理する版権レジストリに、個人を特定できない形で渡すことを明記している。 また、ユーザーが和解対象の書籍を閲覧する場合や、これら書籍を団体購読あるいは公共の図書館の端末で利用する場合は、Googleアカウント登録は
Google is clearly moving fast in setting up partnerships with ebook reader manufacturers and store operators to give some weight to its threat to Amazon and the latter’s Kindle product line. First, the company teamed up with Sony, adding about 1 million public domain books to the technology giant’s eBook Store. Now Mountain View has sealed a deal with British Interead, bringing the same amount of
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