2014年から『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて連載がスタートしたマンガ『健康で文化的な最低限度の生活』。 生活保護をテーマに扱うこの作品は、カンテレ・フジテレビ系列にて、吉岡里帆さん主演で連続テレビドラマ化され、毎週火曜よる9時から放送される。 ドラマ放送開始にあたり、原作者である漫画家の柏木ハルコさんに話を聞いた。 (聞き手:大西連) 『健康で文化的な最低限度の生活』:柏木ハルコ著のマンガ。生活保護を担当するケースワーカー(役所の担当者)を主人公に、さまざまな課題を抱える生活保護利用者や新人ケースワーカーの奮闘を描く。徹底した取材が反映された本作のリアリティは、現役ケースワーカーや、医療、福祉現場のプロからも高い評価を受ける。「このマンガがすごい!2015」のオトコ部門で第10位を獲得し、既刊6巻で累計70万部(電子含む)を超える。 「生活保護」をテーマにマンガを描くという