ブックマーク / courrier.jp (134)

  • 音楽フェスの相次ぐ中止  2024年は「フェスがオワコンになった年」 | 「フェス不況」の要因は何?

    今年は世界各地で音楽祭が中止に なぜ? サイケデリック・ロック・フェス、デザート・デイズ、キックオフ・ジャムなど———。 米国各地で音楽フェスの中止が相次いでいる。 これは米国だけでなく、欧州、オーストラリアなどでも起きており、英国では2024年だけで60以上の音楽祭が中止になった。

    音楽フェスの相次ぐ中止  2024年は「フェスがオワコンになった年」 | 「フェス不況」の要因は何?
    bokmal
    bokmal 2024/09/24
    VRフェスならトイレの心配いらなそう…まで考えてVR脱糞増田を思い出してしまった…
  • 米紙が報じる「日本のセブンイレブンは、米国の店舗とまるで違う」 | 日本風に経営すれば「王になれる」

    のセブン&アイ・ホールディングスはカナダの競合から買収提案を受けたが、評価額などを理由に協議に応じなかったことが報じられている。だが、もし取引が成立したとしたら、日でお馴染みのコンビニチェーン「セブンイレブン」は変わってしまうのだろうか? 米紙「ワシントン・ポスト」が、独特の発展を遂げた「日らしい」セブンイレブンの魅力を報じている。 米国のセブンイレブンとは大違い 賑やかな銀座のセブンイレブンで、スガワラ・シュンカ(29)はビジネスウェアに身を包んだ人々の座っている列につき、おにぎりと小豆菓子といういつものランチをとっていた。 レジの電子音が鳴り、周りの客がもぐもぐとべ、店員が次の客を呼ぶべく声を張り上げる。そんななか、郵便局員のスガワラは、日のコンビニが使う米の質の高さを称賛した。彼女は週に数回はセブンイレブンでランチを買っているという。 そのため、カナダの小売大手「アリマン

    米紙が報じる「日本のセブンイレブンは、米国の店舗とまるで違う」 | 日本風に経営すれば「王になれる」
    bokmal
    bokmal 2024/09/12
    新商品…プーティンがホットスナック入りする?
  • 焼酎に牛脂、昆布出汁… 「日本風」カクテルがフランスでじわじわきている | 新世代ミクソロジストたちの「再解釈」

    フランスではいま、子供の頃から日のポップカルチャーを浴びて育った新世代のミクソロジストたちが、オリジナルカクテルで日の酒を「再解釈」しようとしている。彼らの腕はヨーロッパ人の舌を、日の繊細で複雑な味の世界に“宗旨変え”させることはできるのだろうか。 竹塩が半周塗られたハイボールグラスに、4分の3の高さまで透明な液体が入っていて、そこに縦長の四角い氷が浮かんでいる──液体の材料を聞くと、それはエキゾチックであると同時に、面らってしまうようなものの連続だ。 「和牛」の脂身を浸した「焼酎」(米、大麦、さつまいもなどから作った蒸留酒)、グレープフルーツコーディアル(グレープフルーツ果汁にハーブを浸したもの)、「昆布」と「わかめ」の出汁、炭酸水を使っているという。「シンカンセン」、それがこの繊細なカクテルの名前で、パリの酒飲みを一瞬のうちに夢の国、ニッポンへと運んで行ってくれる。 ここは、パ

    焼酎に牛脂、昆布出汁… 「日本風」カクテルがフランスでじわじわきている | 新世代ミクソロジストたちの「再解釈」
    bokmal
    bokmal 2024/08/17
    えのき茸…?
  • パリ五輪サーフィン会場の「楽園」に隠された、核と植民地主義の暗い歴史 | 被害を隠蔽された傷は癒えない

    楽園の暗い過去 南太平洋の海からテアフポオの海岸に向かって、美しく力強いうねりとともに、波が打ち寄せる。50年前の7月もそうだった。だがそのとき、この小さな集落には、空気中の、目に見えない別の波も押し寄せていた。それはフランスが、土から遠く離れた共和国の一部である仏領ポリネシアでおこなった核実験で生じた放射能の波だった。 ロニウ・トゥパナ・ポアレウはテアフポオで生まれた。家族が代々住む家はヤシの木とハイビスカスの茂みに囲まれている。現在、テアフポオの村長を務めている彼女は、渦を巻き泡を散らしながらサーフボードに推進力を生み出す理想的な青い波のおかげで、同地が地球の反対側のパリで開催される今年の夏季オリンピックのサーフィン競技の会場に選ばれたことを誇らしげに語る。 だが、観光パンフレットに載っている明るい海の風景の裏には、秘密が隠されていた。機密指定から解除されたフランス軍の資料によると、

    パリ五輪サーフィン会場の「楽園」に隠された、核と植民地主義の暗い歴史 | 被害を隠蔽された傷は癒えない
    bokmal
    bokmal 2024/08/07
    前世紀ニュース番組で核実験について街の声を拾ってて、いかにもパリジャンなおっさんの「パリの空はキレイだろ?」という言葉にフランス嫌いの父が「ほらな?こいつらはこうなんだ」と吐き捨ててたのを思い出した。
  • 日本がFAXを捨てられないのは「時代遅れではなく、実は未来的」 | ハイテクなイメージの国がなぜ古い技術にこだわるのか

    でいまだFAXやフロッピーディスクなど旧来のテクノロジーが使われている「当の理由」を米紙が探ってみた。すると、「安全第一」や「ものづくり」など日独自の価値観が関係していることが見えてきた──。 フロッピーディスクに勝利宣言 河野太郎デジタル相は2022年、ある時代遅れのコンピュータハードウェアに宣戦布告し、注目を集めた。フロッピーディスクだ。 河野は、日政府はいまだに約1900件もの行政手続きにフロッピーディスクやCD-ROMの使用を求めているとソーシャルメディアに投稿し、それを廃止すると誓った。 そして2024年7月初め、河野はロイター通信に対し、こう勝利宣言をした。 「6月28日、我々はフロッピーディスクとの闘いに勝利しました!」 そんな闘いが必要だったこと自体が驚きかもしれないが、フロッピーディスクがなかなか手放せないのは日だけではない。ノルウェーの医師らは2015年時点

    日本がFAXを捨てられないのは「時代遅れではなく、実は未来的」 | ハイテクなイメージの国がなぜ古い技術にこだわるのか
    bokmal
    bokmal 2024/07/30
    “フロッピーディスクは必ずしも見た目的に美しく作り上げられたものではありません” ピーター・サヴィル「せやろか」 https://rockinon.com/news/detail/172288.amp
  • 沖縄の森で迷子になり、消防と警察に迷惑をかけたフランス人の回想録 | 我が人生、最悪のトレッキング

    あらゆるトラブルを想定して周到な計画を立ててトレッキングに出かける人がいる一方、何の準備もせずに出かける安易な考えの人もいる。そんな準備不足は、いつ遭難につながるかもわからない。香港でワイン商を営むフランス人のマルタン(33)が沖縄のジャングルで過ごした地獄の夜を振り返る。 2017年、私は友人のヴァランタンとともにサーフィンをしに、3~4泊で沖縄に行く計画を立てた。私も彼も当時は香港在住だった。私たちは沖縄島最大の都市に到着して早速レンタカーを利用しようとしたが、運転免許証の翻訳などが必要で手続きが複雑だったため、タクシーを使うことにした。ところが、そうやってかなり高い運賃を支払ってたどりついた最初のサーフィン・スポットには全然、波がなかった。 シーズンを完全に間違えていたのだ。私たちは沖縄島の西岸にいた。おかしな考えが頭をよぎったのは、そのときだった。島の反対側まで歩いてみようかと

    沖縄の森で迷子になり、消防と警察に迷惑をかけたフランス人の回想録 | 我が人生、最悪のトレッキング
    bokmal
    bokmal 2024/07/07
    “沖縄は外国人観光客があまりいないのか、英語がしゃべれる人に電話口に出てもらうまでにかなり難儀した” はぁ…
  • 鳶職人が愛する「ニッカボッカ」スペイン紙がその歴史と魅力を徹底解説 | 「機能的であるのと同じぐらい美的」

    建設現場の作業員たちがよく穿いているニッカボッカ。その不思議なフォルムに、世界でも関心の目が向けられているようだ。そこでスペイン「エル・パイス」紙がニッカボッカの歴史を探ってみると、単なる作業着以上の意味が見えてきた。 「日の建設作業員は、ズボンを穿いて奮闘する必要がない」 インスタグラムに投稿された画像には、仕事着を着込んで並んだ日の職人たちの姿が映る。脚の部分が幅広くて、くるぶしはギュッと絞ったズボンには、不思議な魅力がある。すでに1万2000人以上が、この制服に対してハートマークを贈っている(何人かは炎のマークも付けている)。 工事現場用の制服が、なぜこれほどまでに人を惹きつけることができるのだろう?

    鳶職人が愛する「ニッカボッカ」スペイン紙がその歴史と魅力を徹底解説 | 「機能的であるのと同じぐらい美的」
    bokmal
    bokmal 2024/06/30
    “すでに1万2000人以上が、この制服に対してハートマークを贈っている(何人かは炎のマークも付けている)”
  • 「電波少年」に出演したなすびが米紙に語る「当時の番組は見返せない」 | 辛い体験が人を笑顔にすることもある

    英国で制作されたドキュメンタリー映画『ザ・コンテスタント』の題材となったのは、90年代後半に人気を博したバラエティー番組「進ぬ!電波少年」の企画として放映された「電波少年的懸賞生活」だ。2023年にはトロント国際映画祭で上映され、今年5月から米国のHuluで配信している。 米紙「ロサンゼルス・タイムズ」が、同作の制作の裏側を、なすび、そして監督のクレア・ティトリーへのインタビューを通じて報じている。 知らぬ間に「国中から見られている」 1998年1月、当時まだ芸人の卵だったなすび(名は浜津智明。「なすび」という芸名は特徴的な長い顔にちなんだもの)は人気バラエティー番組「進ぬ!電波少年」への出演を決めた。 テレビプロデューサーである土屋敏男の発案で生まれた「電波少年」シリーズでは、若手タレントたちが、数々の体当たり企画に挑戦した。なすびが出演することになった企画「電波少年的懸賞生活」(以下

    「電波少年」に出演したなすびが米紙に語る「当時の番組は見返せない」 | 辛い体験が人を笑顔にすることもある
    bokmal
    bokmal 2024/06/12
  • 『三体』作者の劉慈欣に聞く「自身のSFのシンプルなおもしろさ」 | SFを通して描く「人間の本性」

    人類を「宇宙を理解したサル」と定義してみせたのは、行動生物学者のスティーブ・スチュワート-ウィリアムズだが、中国SF作家の劉慈欣の小説を読むと、まさにその「宇宙を理解したサル」たちの世界を存分に味わえる。 『三体』三部作が世界的にヒットしたいま、劉慈欣は世界で最も高名な作家の一人となった。ネットフリックスでは、『ゲーム・オブ・スローンズ』の製作陣が手掛けたドラマ版『三体』も視聴できる。劉の短編小説『流浪地球』を原作とする中国映画『流転の地球』が興行的に大成功を収めたことも記憶に新しい。 劉の作品に出てくる人類は、ありとあらゆる可能性に満ちている一方で、「旧石器時代から変わらない感情」、「中世に作られた社会制度」、「神のようなテクノロジー」という三つの特徴を持つ存在として描かれる。 いまでこそバラク・オバマ、イーロン・マスク、マーク・ザッカーバーグから絶賛を受けるSF作家となった劉慈欣だが

    『三体』作者の劉慈欣に聞く「自身のSFのシンプルなおもしろさ」 | SFを通して描く「人間の本性」
    bokmal
    bokmal 2024/05/15
    "理工系の人がSFを好むのは自然です。SFは想像力を刺激しますし、精神の地平を広げてくれます" “社会問題に取り組みだし、いまのSFは、…SFなのかどうかもわからない”彼にウイグルの件を問うても詮無いとはいえ。
  • 「前世の記憶を持つ2200人の子供たち」を研究してわかったこと | 子供が語る「前世」に親たちも困惑

    アイジャはそれまでもたくさんのイマジナリーフレンドを作ってきたが、彼女が2歳になる頃に現れた「ニナ」は、他とは明らかに違っていた。 アイジャによるニナの説明はつねに一貫していた。アイジャいわく、ニナは悪い人たちが自分を捕まえにくること、そして糧が足りなくなることを恐れているという。ときにはアイジャ自身がニナとして話すこともあった。 母親のマリーがフードプロセッサーを使っていたときのことだ。アイジャはその音に怯え、「戦車をここから出して!」と叫んだ。なぜ娘が「戦車」という単語を知っているのか、マリーは不思議に思った。 またあるときには、アイジャはこう言った。「ニナの腕には数字が書かれていて、それがニナを悲しくさせるの」。そしてその数字が書かれていたと思われる場所を指差しながら、「ニナは家族が恋しいの。ニナは家族と引き離されちゃったのよ」と言った。 ホロコーストのことなど何も知らないはずの娘

    「前世の記憶を持つ2200人の子供たち」を研究してわかったこと | 子供が語る「前世」に親たちも困惑
    bokmal
    bokmal 2024/05/10
    個人的には人間にばかり生まれ変わることにどうしても違和感がある。「前世は石だった」とか言われたら逆に聞く気になってしまうと思う。
  • 英国で初の回顧展、写真家の森山大道に英紙が聞く | 「写真家を超えて、作品は社会に戻っていく」

    を代表する写真家・森山大道の回顧展が、英国で初めて開かれている。このタイミングは「ちょっと遅いですね」と冗談を言う森山に、英紙「ガーディアン」が取材した。 森山大道を知ろうとするのは容易なことではない。85歳になるこの日の写真家は、東京にある自宅から私の質問に通訳を介して答えるが、個人的な質問は即座にいなす。「写真家は写真を撮ることしかできません」と肩をすくめる。 だが森山がこれまでしてきたのは、写真を撮ることだけではない。路上写真家として最もよく知られてはいるが、森山はその形式を極限まで高め、写真とは何か、どう体験されるのか、その倫理や影響とは何かを問うてきたのだ。 この50年で最も象徴的で影響力のある写真を何枚も撮った人物でもある。網タイツのクローズアップから野良犬のポートレイトまで、そうした写真は日の戦後期の詩的で、シンボリックな表現とされている。 英ロンドンの「フォトグラフ

    英国で初の回顧展、写真家の森山大道に英紙が聞く | 「写真家を超えて、作品は社会に戻っていく」
    bokmal
    bokmal 2023/11/04
  • 地下鉄の「タダ乗り」で暇をつぶす韓国の高齢者─老後の貧困と孤独のなかで | 超高齢化社会のオアシス

    韓国・ソウルの地下鉄は、65歳以上は運賃無料で乗車できるため、1日中市内をぐるぐる周って暇をつぶす高齢者が多い。その背景には高齢者の貧困や孤独など、日にとっても他人事ではない超高齢化社会ならではの問題があった──。 とくに行くあてもなく… 地下鉄は、ソウル北部の終点に向かってゴトゴトと音を立てて走っていた。途中の停車駅では大勢の人々が目的地に向かって颯爽とした足取りで降りていく。 都心から遠く離れると高層ビルはまばらになり、午後の日差しが車両の奥深くに入り込む頃には、高架線になった。終着駅が近づくと、車内に残っているのは高齢者ばかりで、居眠りをしたり、窓の外を眺めたり、肩をほぐしたりしている。 蒸し暑い8月のこの日、麦わら帽子に白いアディダスのスニーカー、パリッとした韓服を着たイ・ジンホ(85)は、自宅から地下鉄を2乗り継ぎ、1時間以上かけて終点の逍遥山(ソヨサン)駅までやって来た。

    地下鉄の「タダ乗り」で暇をつぶす韓国の高齢者─老後の貧困と孤独のなかで | 超高齢化社会のオアシス
    bokmal
    bokmal 2023/11/01
    私の老後があるならこれだな。日本なら定期を買えばいいのかな?
  • 公園はどんどん細長くなって空中へ… 増殖を続ける「リニアパーク」とは | 老朽化したインフラを緑の道に

    「緑をいかに増やすか」は、世界の多くの大都市が抱える喫緊の課題だろう。そんななか、限られたスペースの有効活用のため、使われなくなった鉄道や道路の「高架橋」が注目を集めている。だが、単に高架廃線を公園に変えれば良いだけではないらしい。高架利用の成功例と失敗例を、英ランカスター大学の都市デザイン学教授、ニック・ダンが解説する。 2022年夏、英国マンチェスターで高架橋廃線跡を緑化した公園「キャッスルフィールド・ヴィアダクト・スカイパーク」がオープンした。これを機に再び関心を集めているのが、鉄道や高速道路といった帯状インフラを「リニアパーク」として公園に生まれ変わらせる取り組みだ。その数はどんどん増えている。 リニアパークの先駆けは、パリの「プロムナード・プランテ(クーレ・ヴェルテ)」だろう。1993年にオープンした当時、鉄道の高架橋跡を再利用した世界初の公園だと話題になった。美しい緑の遊歩道は

    公園はどんどん細長くなって空中へ… 増殖を続ける「リニアパーク」とは | 老朽化したインフラを緑の道に
    bokmal
    bokmal 2023/10/13
  • チベット高僧の“転生者“とされたスペイン人男性が振り返る「我が人生」 | 「自分は救世主でも仏教徒でもない」

    チベット僧の転生者が、スペイン南部アルプハラに生まれた──。 オセル・イタは、オマイラ・サンチェス(コロンビアの火山噴火で瓦礫に足を挟まれ、その救出活動が全世界に報道された少女)やチェルノブイリ原発事故、スペースシャトル・チャレンジャー号の爆発事故と同様、スペインテレビ報道番組「インフォルメ・セマナル」の80年代の産物だ。 オセルは「あり得ない現象」であり、「信仰のなせる技」でもあった。マリアという名の女性と、レンガ職人の夫との間に生まれた5番目の子供であるオセルは、かつてないほど大きな話題になった。 それから約40年後、テンジン・オセル・リンポチェというチベット名を持つものの、スペインでは永遠に「幼なきラマ僧」として知られるオセルが、再び注目を集めるようになっている。彼のドキュメンタリーをHBOが1作、そしてアルプハラ出身の作家で映画監督のサマジ・モレノがもう1作、製作したからだ。 H

    チベット高僧の“転生者“とされたスペイン人男性が振り返る「我が人生」 | 「自分は救世主でも仏教徒でもない」
    bokmal
    bokmal 2023/09/30
  • 「国民食」誕生のプロセスを世界中で調べてわかったこと | ピッツァ・マルゲリータからボルシチまで

    の「国民」は何か。それを決めるのは誰か。そこには国民の舌や胃袋以外の要因が絡んでくる。世界の国民をめぐるを出版した著名な料理ライターに、世界の知られざる事象を紹介する米トラベルメディア「アトラス・オブスキュラ」が聞く。 1889年、イタリアはナポリの粋なピザ職人でラッファエーレ・エスポジトという名の男が自作のパイを3種、ウンベルト1世の美しいサボイのマルゲリータ王妃に献上した。 伝承によれば、彼はそのうちのひとつを統一されたばかりのイタリア国旗の3色で作り、そしてもちろん、「ピッツァ・マルゲリータ」と名づけたという。 ナポリにある記念プレートは、ここで王妃がその事をされたと誇らしげに言明している。このよく知られた話には、ひとつだけ問題がある。何ひとつ真実ではないのだ。 料理ライターのアーニャ・フォン・ブレムゼンは新刊『国民──歴史と故郷の意味を世界中で探して』(未邦訳)

    「国民食」誕生のプロセスを世界中で調べてわかったこと | ピッツァ・マルゲリータからボルシチまで
    bokmal
    bokmal 2023/09/22
  • カナダで67年前に取り違えられた2人は「他人の人生」を生きてきたのか | 民族アイデンティティとは何かを問う

    67年前に生まれたカナダの2人の男性は、一方は先住民として、もう一方はウクライナ系移民として、境遇も文化もまったく違う人生を過ごしてきた。ところが、DNAテストにより、この2人は「取り違えられていた」ことが判明する。 老人になってから真実を知った2人は、自らのアイデンティティとは何かという問いを突きつけられ、苦悩する。 白紙に戻ったアイデンティティ 2021年、リチャード・ボーヴェのアイデンティティは白紙に戻されてしまった。それは、彼の娘のひとりが祖先に関心を持ったことがきっかけだった。彼女は自らに流れる先住民の血に関心を持っており、先住民のタトゥーを彫ることも考えるほどだった。それで父親に、家でできるDNAテストを受けさせたのである。 ボーヴェは当時65歳。それまでの人生を「メティス」、すなわち「フランス人と北米先住民の混血である」と思って生きてきたし、メティスの集落にある、祖父母のログ

    カナダで67年前に取り違えられた2人は「他人の人生」を生きてきたのか | 民族アイデンティティとは何かを問う
    bokmal
    bokmal 2023/09/13
  • 「靴の結び方を教えて」 海外のCEOが採用面接で愛用する“ちょっと奇妙な12の質問” | 奇妙だが人柄を見抜ける…

    奇妙な問いだが役に立つ? 就職活動をする人にとって、万全の準備を求められるのが採用面接だろう。最近では、「我が社を選んだ動機」「前職での成果」など定型的な質問以外に、採用候補者の人となりがわかるような質問を投げかける企業も多い。 米ビジネス誌「インク」は、経営者1220人に「面接で好んで尋ねる質問」が何かを聞き、そのなかでも特に予想の斜め上をいく質問とその意図を紹介している。 実際に日の採用面接でこのような質問に出くわすことは少ないかもしれない。だが、答えを考えてみるだけで自己分析を深められるような役立つ問いも多い。 では、印象的な12の質問を紹介しよう。あなたならどう答えるだろうか──。 「人格を見抜く質問リスト」 1.私に尋ねられたくないと願っている質問は何ですか? これは、候補者に対して自己開示を促すための質問だ。履歴書で職歴に空白があることなど、あらかじめわかっている情報をもとに

    「靴の結び方を教えて」 海外のCEOが採用面接で愛用する“ちょっと奇妙な12の質問” | 奇妙だが人柄を見抜ける…
    bokmal
    bokmal 2023/09/09
    変化球投げられたらどうボケるか考えてしまう…
  • 高齢者のATM利用を制限する日本の「オレオレ詐欺対策」は“危険な領域”に踏み込んでいる | 英紙「年齢差別的な対応だ」

    コロナ禍の収束にともない、いっとき鳴りを潜めていた「オレオレ詐欺」が再び急増している。英紙がこの日特有の犯罪に注目し、当局の矛盾した対策に警鐘を鳴らしている。 オレオレ詐欺が露呈した悲しい現実 新型コロナのパンデミックは世界を煩わせたが、その一方でさまざまな問題を一時的に改善した。日の高齢者を狙った「オレオレ詐欺」がコロナ禍に著しく減少したことも、その一つと言えるだろう。 だが、新型コロナの収束にともない、オレオレ詐欺は再び急増している。この状況に危機感を覚えた日の当局は、年齢差別的で、非現実的な解決策を採用しようとしている。一歩間違えば、高齢化が進むこの国で老人が「無能者扱い」されるだろう。 オレオレ詐欺は、日人を感情的にする犯罪だ。詐欺師たちは電話口で、緊急事態(交通事故や医療費の請求など)のせいで、ATMに現金を振り込んでもらう必要に迫られた若い親族を装い、高齢者から金を巻き

    高齢者のATM利用を制限する日本の「オレオレ詐欺対策」は“危険な領域”に踏み込んでいる | 英紙「年齢差別的な対応だ」
    bokmal
    bokmal 2023/09/01
  • あの旨い生き物が中世イングランドでは「地代」として納められていた! | 日本人も大好物

    中世イングランドではウナギが地代として納入されていたという。だがいったいなぜそんな慣習があったのか? 世界の知られざる事象を紹介する米トラベルメディア「アトラス・オブスキュラ」がその謎に迫る。 中世の地図製作法を専門にしてきた歴史学者のジョン・ワイアット・グリーンリーは、ツイッター上で自称する「たまげたウナギ史家」になるつもりなどなかった。 博士論文でウナギについて書くことを最初に提案したときは、却下されてしまったという。それでもとにかく、グリーンリーは中世のウナギについて勝手に研究を続けると、ウナギに対する彼の情熱に興味をそそられる人がでてきた。 グリーンリーが具体的に研究しているのは、ウナギが中世イングランドの経済と文化で果たした役割だ。それは現代人の多くが考えるよりずっと重要な役割だった。中世イングランドでは、ウナギが実質的に通貨になっていた。中世の小作農はこの魚で地代を払い、またほ

    あの旨い生き物が中世イングランドでは「地代」として納められていた! | 日本人も大好物
    bokmal
    bokmal 2023/07/28
    うなぎはかわいいからな
  • 世界が“日本の建築”から学ぶべき「5つのこと」と、それでも日本の都市が美しくない「5つの理由」 | 英誌が提案「お互いのいいところを学ぼう!」

    人建築家たちの作品は、世界でも人気を集めている。日の建築の特徴とはどんなもので、そこから見習うべきことは何か。そして人々を魅了する建築物に溢れながらも、日の都市があまり美しくないのはなぜなのかを、英国人の筆者が自虐を交えながらユーモラスに語る。 世界で活躍する日人建築家 日を縦断中の外国人がよく思うことがいくつかある。着物はどんな場面にも驚くほど適応する。カメラを振りまわし、何千枚もの写真を撮りまくる大量の日人観光客は、少なくとも1980年代にはお決まりのギャグだった。だが、彼らはただ時代を先取りしていただけであって、その他大勢の我々といえば、iPhoneのおかげでやっとそれに追いついてきているのだ。 当然のことだが、日はある面において完璧な社会である。人々の正直さの基準の高さたるや、コンビニでは6円のお釣りを受け取り忘れただけで店員が追いかけてきてくれるし、電車はもちろん

    世界が“日本の建築”から学ぶべき「5つのこと」と、それでも日本の都市が美しくない「5つの理由」 | 英誌が提案「お互いのいいところを学ぼう!」
    bokmal
    bokmal 2023/07/23
    “日本の都市には緑が本当に欠けている。小さな公園や並木の大通りもあまりなく、ピアッツァや大きなスクウェア(どちらも広場の一種)はまったくない” それはそう。東京は大阪よりはマシだが。