9月の米国の雇用統計が発表になりました。 非農業部門雇用者数は予想の-0.5万人に対し実績は-9.5万人でした。 但し政府部門が-15.9万人もレイオフしているのでこの数字が外れたことは重要ではありません。 むしろ重要なのは民間部門の雇用者数です。 こちらは予想の+7.5万人に対して+6.4万人で入ってきました。予想を下回りましたが、誤差の範囲です。 失業率は予想の9.7%に対し、9.6%でした。これは余りにも職が見つからないため、求職すること自体を止めてしまった人が多かったことが原因で、むしろ悪いニュースです。 なお過去に発表された統計の修正に関しては2010年7月の非農業部門雇用者数の上方修正(+6.5万人)が大きかったです。 いや、実施されるか、されないか?はもはや問題ではありません。必ず実施されると思います。問題は「どれだけ」、つまりその規模です。 今日、数字の発表後S&P500の
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