トップ > 北陸中日新聞から > 北陸発 > 記事 【北陸発】 年金騒動もとで申請遅れ 県内男性『不支給は違法』 2009年8月1日 撤回求め国を提訴 消えた年金問題で社会保険事務所が混乱していたために相談できず、国民年金の保険料納付が遅れ、結果として障害基礎年金を不支給とされたのは違法だとして、石川県内の男性(33)が国に決定の取り消しと慰謝料二百二十万円の支払いを求める訴訟を金沢地裁に起こした。 原告側は職員が説明を怠った点とともに、保険料の半額免除に絡む法律上の不備を指摘。国側は三十一日に同地裁であった第一回口頭弁論で請求棄却を求め、主張は追って明らかにするとした。 訴えによると、男性は二〇〇七年八月、国民年金保険料の全額免除が認められず、母親が県内の社会保険事務所を訪問。しかし、年金問題で事務所が混雑しており相談できなかったという。十一月にあらためて半額免除を申請。十
トップ > 社説・コラム > 社説一覧 > 記事 【社説】 社保カード 「導入ありき」はだめだ 2009年4月20日 厚生労働省がまとめた「社会保障カード」の基本計画は二年後の導入を目指しており、拙速すぎる。十分な実証実験で問題点を洗い出すべきだ。政府の他のIT(情報技術)政策との関係も不明確だ。 社保カードでは、一枚のICカードに、年金手帳、健康保険証、介護保険証の三つの役割を持たせる。これによってパソコンから年金の保険料納付記録、将来の給付額の見通しが分かり、社会保険庁で起きた年金記録不備問題の再発を防止できる。 医療機関での被保険者資格や受診で要した医療費の確認などもでき、転職などを繰り返して制度・保険者を変わる人も加入手続き・給付漏れが起きにくくなる。 年金、医療、介護制度の各データを一元管理する「社会保障番号」の導入はプライバシー漏洩(ろうえい)の恐れから国民の反対
保険料を納めた領収書などの証拠がない場合の年金給付を判断する総務省の「年金記録確認第三者委員会」は8日、累計5万8098件の申し立てに対し、同日までに2万8815件の審査・処理が済み進ちょく率は49・6%になったと発表した。(10月9日 紙面から) [→記事全文へ]
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