鏡開きがやりたい。正月の鏡餅を木槌で砕く方ではなく、酒樽のフタを叩き開ける方です。 「ヨイショ!ヨイショ!ヨイショ!」の掛け声と共に木槌を振り下ろし菰樽(こもだる)のフタを叩き割る。割ったら枡に酒を注ぎいれグッと飲み干す。 ああ、楽しそうだ。酒樽のフタを叩き割って飲みたい!けど、そんな機会はなかなか無い。さて、どうしよう。 (text by馬場吉成) 鏡割りともいうけれど。 「鏡開き」は「鏡割り」と言われることがありますが、「割る」は縁起が悪いと言うことで「鏡開き」が正解です。昔、酒屋では酒樽の丸いフタの事を鏡と呼んでいました。そのフタを開けるから鏡開き。 鏡開きに使う樽は藁で出来た菰で巻かれていて、中には1斗、2斗、または4斗の量の酒が入ります。1斗は18リットル。1升瓶10本分。凄い量です。また、準備や割り方にも色々作法があるようで正式にやるとなるとかなり大変。詳しくは以下のリンクでど