日本から直行便で5時間弱と、東南アジアの国としてはそう遠くないフィリピンの首都マニラ。仕事で訪問する日本人も多く、日本より物価が安いことから観光で訪れる人も多いようだ。 ただし治安はほかの東南アジア諸国より若干悪い面もあり、渡航前には外務省の海外安全ホームページで現地の最新状況を確認しておきたい。フィリピンの通貨はフィリピンペソ(PHP)で、1PHPは約1.83円(2011年6月現在、以下同)である。 フィリピンには大手通信事業者3社とMVNO数社があり、WiMAXも一部都市でサービスが行われている。大手3社はいずれもW-CDMAとGSMの両方式で携帯電話サービスを提供しており、旅行者向けのプリペイドSIMカードは身分証明書不要で購入できる。そのため、フィリピンでの通信環境の入手は比較的容易だ。日本では2011年4月からNTTドコモが端末のSIMロックフリー化を本格的に開始したこともふまえ
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