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2014年8月27日のブックマーク (3件)

  • 科学が神話を生み出すとき『<科学ブーム>の構造』

    数字は嘘をつかない、嘘つきが数字を使う。この"数字"を、"科学"にしても成り立つ。書は、その仕組みを明らかにする。 むかしパトロン、いま予算。科学にはカネがかかる。研究費の必要性に説得力を持たせるため、しばしばレトリックが用いられ、時には大言壮語になる。そして、科学がカネになる下地と下心があるとき、科学はある種の神話を生み出す。人は見たいものを見て、信じたいものを信じる。その行動を正当化するための物語こそが、科学っぽい語り口をした神話なのだ。 そして、ひとたびイノベーションと認められ、政策化されると、神話はブームになる。科学的な検証はなされないまま、今度は信心が神話に説得力を持たせ、ブームは維持されてゆく。書では、科学が神話を生み出し、神話がブームに変化する構造を解き明かす。 その事例として1950-60年代の殺虫剤DDTと、1990-ゼロ年代のナノテクノロジーを題材に、メディア、行政

    科学が神話を生み出すとき『<科学ブーム>の構造』
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    booklover 2014/08/27
  • 【成功本?】『誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則 完全版』ジム・ドノヴァン : マインドマップ的読書感想文

    誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則 完全版 (携書125) 【の概要】◆今日ご紹介するのは、自己啓発ファンにはお馴染みであるジム・ドノヴァンの「合計40万部突破のベストセラー」2冊から、特に役立つ項目を厳選して再編集した1冊。 1冊目が出た当時には、トヨタ自動車張名誉会長が雑誌で評されたといういわくつきの作品です。 アマゾンの内容紹介から一部引用。「人生はこんなもんだ」とどこかであきらめていませんか? アメリカの人気講演家ジム・ドノヴァンが、実践的でシンプルな夢の見方とかなえ方を紹介します。 一度は「どん底」まで落ちた著者が自ら実行して効果のあった方法だけを書いているので説得力十分。 あなたも書を読むことによって、確実に夢をかなえることができます。 アマゾンの画面では単行が存在することになっていますが、これはあくまで1冊目であり(レビューもそのまま持って

    【成功本?】『誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則 完全版』ジム・ドノヴァン : マインドマップ的読書感想文
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    booklover 2014/08/27
  • 【読書感想】うわさとは何か ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    うわさとは何か - ネットで変容する「最も古いメディア」 (中公新書) 作者: 松田美佐出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/04/24メディア: 新書この商品を含むブログ (5件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) デマ、流言、ゴシップ、口コミ、風評、都市伝説…。多様な表現を持つうわさ。この「最古のメディア」は、トイレットペーパー騒動や口裂け女など、戦後も社会現象を巻き起こし、東日大震災の際も大きな話題となった。事実性を超えた物語が、人々のつながり=関係性を結ぶからだ。ネット社会の今なお、メールやSNSを通じ、人々を魅了し、惑わせるうわさは、新たに何をもたらしているのか。人間関係をうわさから描く意欲作。 「うわさ」というのは、「面白いものでもあり、厄介なものでもある」のです。 この新書は、コミュニケーション論・メディア論を専攻している著者が、「うわさの歴史と、

    【読書感想】うわさとは何か ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    booklover 2014/08/27