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2014年4月14日のブックマーク (3件)

  • 捏造を知るにはこれを読め! 『背信の科学者たち』の緊急再版を訴える⇒再販が決定しました! - HONZ

    『背信の科学者たち』、この刺激的なタイトルのが化学同人から出版されたのは四半世紀前。1988年のことである。かけだし研究者であったころにこのを読んだ。驚いた。捏造をはじめとする論文不正を中心に、科学者のダークな事件をあらいだし、その欺瞞から科学をとらえなおそうという試みである。最初におことわりしておくが、この、後に講談社ブルーバックスとして出版されているが、いまは絶版になっている。 科学というのは、基が正直ベース。性善説にのっとった営みである。こういったことと自分はまったく無縁だと思っていた。まさか、10年後に捏造事件に巻き込まれるとは夢にも思っていなかった。そして、今回のSTAP細胞騒動である。 STAP細胞について、直接は関係していない。しかし、主人公以外の登場人物は、論文調査委員会のメンバーも含めて、個人的に知っている人ばかりである。そして、専門領域が近いこともあってか、ある

    捏造を知るにはこれを読め! 『背信の科学者たち』の緊急再版を訴える⇒再販が決定しました! - HONZ
  • 売れるのが面白くなければしょうがない - 仕事と晩飯とその他

    昔から思っているが、「売れるを売る」の、いったいどこが間違ってるのか、さっぱり分からない。売れないものより売れるものをもっと売ったほうが商売も繁盛だし、そもそもバンバン売れたほうが面白いじゃんか。 「売れるを売るのと売れないを売るのでは難しさが違うから後者のほうが面白い」ってことなら売れないを頑張って売ればいいじゃないか。屋の店員の何が特権だってそれができるってことじゃないですか。 出版社の営業は、出たものを粛々と、関係各所から「お前らのせいで売れないんだ」みたいなこと言われてむかっ腹立てようがなんだろうが、最終的に廃棄を作らず一冊でも多く売るのが仕事なわけですよ。売るものは選べないし選ばない。 言い方はあれだが、店頭にズラッと並んだ諸々のと比べると売れてないを売らなきゃいけない時もある。そういう時ばかりかも知れないが、そういう時ばかりであっても売らねばならん。それは意外と面

    売れるのが面白くなければしょうがない - 仕事と晩飯とその他
  • 第113回 妄想?闘争?いえいえ、「盲想」!(モハメド・オマル・アブディンさん編)|本屋さんと私|みんなのミシマガジン

    2014.04.14更新 漢字を「盲想」する読書!? ―― ご著書を読んでまず、「日語の勉強ってこんなに楽しいんだ!」と思いました。「りゅうがく」という言葉を勉強したとき、意味から「流学」だと推測したのに、正しくは「留学」だとお知りになって、「なんでとどまるんだ!」とお怒りを感じる場面は当におもしろかったです。 アブディンあれは今でも不服です(笑)。 漢字は何か頭の中でイメージとしてつなげないと覚えられないからね。漢字の形がわからないので、自分の頭に作ったデータベースの中から引き出すためのキーワードやタグをつけないと難しい。 漢字は1個1個イメージで覚えるというよりは、ある音はどういう漢字の可能性があるのかと考えて覚えたほうが早いんです。「コウ」というのはどういう漢字の可能性があるのかと。高いのか、分厚いの厚なのか、反抗の抗なのか・・・。いろんなコウがありますよね。それを文脈で、ど

    第113回 妄想?闘争?いえいえ、「盲想」!(モハメド・オマル・アブディンさん編)|本屋さんと私|みんなのミシマガジン