秋葉の鈴商で照度測定用フォトダイオード S1087(浜松ホトニクス)が売っていたので、これを使って照度計を作ってみました。 照度[lux]はある場所がどれだけ光の照射を受けているかを数値化する際に使われ、単位面積あたりに照射される光束[lm]を示します。光束とは放射束[W]に含まれる波長それぞれに比視感度をかけたものです。したがって、照度は光パワーの大きさではなく、人の目が感じる明るさにマッチした単位と言えます。しかし、普通のシリコン・フォトダイオードの分光感度特性は人間の比視感度曲線とは大きく異なり、そのままでは照度センサには使えません。S1087の受光窓にはこれを補正する光学フィルタが取り付けられて、分光感度特性を人間の目のそれに合わせています。 このほか、明るさの単位として光度[Cd]や面輝度[fL]が使われていて、これらは光源の明るさを表すものです。 ハードウェア フォトダイオード