毎年のように話題になる待機児童問題ですが、認可保育園への入園の可否がどう決まるかご存じでしょうか。実は可否を決めるのは持ち点と呼ばれる点数で、仕事や家庭の状況ごとに点数が決められているんです。 例えば「保護者が週5日以上、1日8時間以上働いていれば20点」「週5日以上、1日6時間以上8時間未満働いていれば18点」などです。 さらに「子どもの面倒を見られる同居の親族がいたらマイナス2点」など減点されることもあります。そして合計点の高い家庭から「保育の必要性が高い」とされて、入園できるのです。 来年度の入園に向けた申込書の配布が今月から各地で始まり、保育園に入るための活動、いわゆる「保活」は、点数を1点でも上げる点数争いになっています。その現場を追いました。 生後6か月の娘がいる杉本美月さん(仮名)は、今年度いっぱい育児休業を取り、来年4月から保育園に入れて仕事に戻りたいと考えています。
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