今週末発売予定の新刊『7割は課長にさえなれません 終身雇用の幻想』 についてご報告。 タイトルは大きく変わっているが、 「若者はなぜ3年で辞めるのか」 「3年で辞めた若者はどこへ行ったのか アウトサイダーの時代」 に続く新書3冊目にして、三部作の最終回だ。 元々は、2作で終わる予定だった。現状提示が中心の一冊目に対し、処方箋として の2冊目という位置づけだ。年功序列がイヤなら転職すればいい。実に簡単な話だ。 ただし、それだけでは足りないのではないかと考えて作ったのが今回の3冊目になる。 このご時勢、個人ですいすい泳ぎ回れる人間は限られている。 なにより、このままだと日本自体が凋落する一方だろう。 前作が個人のキャリアへの処方箋とするなら、 今回は社会への処方箋という試みだ。 そういう意味では、(新書ではないけど)昨年の「1%の賃下げが~」とスタンス は似ているかもしれない。ただ、今回は幅広