「That’s」ブランドのCD−RやDVD−Rで知られる太陽誘電は11日、光記録メディア製品事業からの撤退を発表した。ハードディスクドライブの大容量化やクラウドコンピューティングの普及に伴い、光記録メディア製品の市場規模は縮小を続けており、収益改善は困難な状況と判断した。 12月末をもって製品の販売を終了する予定で、事業撤退に伴う業績への影響については、現時点において軽微としている。今後は、成長戦略の要であるスーパーハイエンド商品に経営資源を集中して事業構造を変革し、収益体質の改善に取り組むという。