ブックマーク / politas.jp (6)

  • 永遠に「敗戦」が続く国で(田村淳)|ポリタス 戦後70年

    戦後70年にあたり、僕がいま、自分の中でどうもうまく腑に落ちていないことを、みなさんに聞いてもらいたいと思います。それは「日はいつまで敗戦国なんでしょうか?」ということです。 僕は1973年生まれなので、敗戦国である日に生まれ育ち、敗戦国というのが何なのかわからないまま大人になりました。どうしたいきさつで日戦争に負けたのか、そうしたことにはっきりと関心を持つようになったのは、35歳になってからです。 僕は山口県の出身で、広島と長崎に親戚がいます。子供のころ、夏休みになるとどちらかの親戚の家に遊びに行きました。そうすると、いとこのおばちゃんとかから当然のように「ここに原爆が落ちた」という話を聞く。あとは『はだしのゲン』の漫画を学校で読んだり、終戦記念日には意味がわからないながらも黙とうを捧げたり、育った環境からか戦争への意識は高いほうでした。 それでも、子供の僕が持っていた戦争のイメ

    永遠に「敗戦」が続く国で(田村淳)|ポリタス 戦後70年
    bouzuya
    bouzuya 2015/10/02
    敗戦国だから何なんだ?これからどうしたいんだ?そういう肝心な部分がごっそり抜け落ちている。次は敗れないようにしたいのか?考えようじゃなく、どう考えてほしいのか、まず、お前がどう考えているのかを書けよ。
  • 国家的狂気という病を防ぐために(慎泰俊)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    私の一族にとって、8月15日は特別な日です。毎年この日になると、親族一同栃木に集まり祭事をします。親族みんなでべても消化に3日間はかかるほどの大量の料理をまる一日がかりでこしらえ、日に渡ってきたご先祖様にお供えをして、お墓参りをします。多くの在日コリアンが、今もそのように暮らしています。 そんな8月15日が日にとっての終戦記念日(人によっては敗戦記念日)、旧植民地国の人々にとっての解放記念日となってから70年が経ちます。さて、何を話そうかと数日間考えていたのですが、社会という大きな話と自分個人の話を両方させてください。 Photo by 慎泰俊 カンボジアの仲間たち 私はいま、様々な途上国で仕事をしています。そんな私にとっての個人的な経験則は、一度大変な戦乱や内戦を経験した国においては、その後70年間は平和が続く、というものです。なぜなら、戦争や内戦の恐怖の記憶は、かなり強烈に国民の

    国家的狂気という病を防ぐために(慎泰俊)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
    bouzuya
    bouzuya 2015/09/20
    「現在、多くの人が、意見の異なる相手を憎んでいるように見えます。」に共感。ブコメにそれを引用しつつ官僚・右翼・東電社員なら憎んで良いみたいのがあって、何を読んだんだ……と思ってしまった。
  • 戦後100年に向け「世界の消防」を目指す道(北丸雄二)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    個人的な話から始めさせてください。私が生まれたのは昭和30年です。戦後民主主義という言葉が定着し、戦後復興が格化し、やがてすぐに高度成長と呼ばれるものが始まろうとする時代でした。日では最近、その時代をとても牧歌的で人間味に溢れた時代として描く映画が人気を得たりもしました。しかしその実、あの時代はまた、朝鮮戦争が起き、「冷戦」が地球規模に広がり、さらに中ソ対立が起きと、「牧歌的な日」はその周辺環境ばかりか、とても複雑な世界的政治環境に取り巻かれていました。 私たちの日が、それでも曲がりなりにも直接これらの、そしてその後も続いている厳しい世界情勢への軍事的な関与を免れてきたのは、ひとえに先の大戦でのわが国のあやまちを心に刻み、国際紛争を解決する手段としての武力の行使を永久に放棄すると誓った現在の日の平和憲法があったからだと考えています。 Photo by Ryo FUKAsawa(C

    戦後100年に向け「世界の消防」を目指す道(北丸雄二)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
    bouzuya
    bouzuya 2015/08/15
    意図に反して、ここで言う「消防」がぼくには戦争の火を消す(自身の正義に従い武力でもって制圧する)ように思えてしまうので、印象の問題として「消防」という表現が適当とは思えない。
  • 【総選挙2014】戦後70年目を、どういう政権で迎えるのか(平野啓一郎)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    © iStock.com 今回の選挙は、後の時代の人たちからは、歴史的に決定的な意味を持つものとして振り返られるだろう。あそこで踏み止まるべきだった、なぜあそこでがんばれなかったのかと、変わり果ててしまった日に生きる彼らは、今の有権者——つまりは私たち——に対して、しきりに首を傾げるに違いない。そして、このどことなく深刻さを欠き、熱狂もないまま自公の圧勝へと向かいつつある選挙は、苦い分析研究の対象となるはずである。 しかし、まだ終わったわけではない。私たちはまだ辛うじて、間に合っているのである。 基的な事実を、もう一度、確認しておきたい。 首相は、解散前の11月18日の記者会見で、「国民生活にとって、そして国民経済にとって、重い、重い決断をする以上、すみやかに、国民に信を問うべきである、そう決心いたしました」と述べ、解散の「大義」は、消費税率10%への引き上げを18ヶ月延期するという政

    【総選挙2014】戦後70年目を、どういう政権で迎えるのか(平野啓一郎)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    bouzuya
    bouzuya 2015/07/31
  • 復興への道をひた走る――「商人の町」女川の挑戦(岩本室佳)|ポリタス 3.11から未来へーー困難と希望

    東日大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県牡鹿郡女川町。県北東部、北上山地と太平洋が交わる美しいリアス式海岸を望む小さな港町が、今注目を集めている。東北の被災地では生活基盤の再建が今なお困難を極め、多くの被災者が仮住まいを強いられているなか、女川で民間がリードを握る復興計画が進んでいた。なぜ女川だけが、巨大防潮堤を選ばなかったのか――海と共に生きる道を取ったその独自の取り組みを取材した。 女川復興のシンボル、多機能水産加工センター「マスカー」 2012年10月、女川町に津波を受け流す新しい構造の水産加工センター「マスカー」が完成した。潮の満ち引きを利用する中東カタールの伝統漁法から命名されたこの冷凍冷蔵庫は、東日大震災の被災地復興支援プロジェクトに資金を援助するカタールの基金から20億円の資金助成を受け建設された。日有数のサンマ漁獲量を誇り、町内総生産90%を水産業が占め、人口の半分が水

    復興への道をひた走る――「商人の町」女川の挑戦(岩本室佳)|ポリタス 3.11から未来へーー困難と希望
    bouzuya
    bouzuya 2015/03/13
    『60代は口を出すな。50代は口を出してもいいけど手は出すな』責任が取れないからだそうで。説得力ある。
  • 【総選挙2014】もう投票しなくていい(森達也)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    Photo by Yuliya Libkina(CC BY 2.0) もう投票しなくていい。僕はもうあきらめた。 仮にこれから多少は投票する人が増えたとしても、おそらく50%には届かない。つまり有権者の半分以下の意思で、これから4年間の政治体制が決まる。しかも予想では自民単独で300議席以上。315議席を上回るとの見方をした新聞もある。ならばあと2議席で衆院定数の3分の2。 つまりどう少なめに見積もっても、公明党を足せば与党が3分の2を占める。ならばこの4年で憲法を変えることが充分に可能になる。現状において参議院も公明党を足せば与党は過半数だ。仮に公明党が政権を離れたとしても、参院で否決された法案は衆院で再可決することが可能になる。 将棋でいえば詰み。チェスならチェックメイト。臨界は超えた つまり法案はさくさくとすべて通る。ねじれ解消良かったね。ならば二院制の意味は何だろうと思うけれど、も

    【総選挙2014】もう投票しなくていい(森達也)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    bouzuya
    bouzuya 2014/12/14
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