江戸の道楽には「三大道楽」と呼ばれるものがあったといい[3]、園芸道楽、釣り道楽、文芸道楽が挙げられる[3]。園芸道楽は、初期はツバキとキクであったが、それにツツジ、アサガオ、ランが加わったという[3]。大名たちなどは競い合うようにして庭園造りに熱中し、庭石や樹木が集められた[3]。釣り道楽としては、ほんの軽いものであれば、中川に船を浮かべて、女衆とキスを釣った[3]。(本格的には)泊まりがけで行くのが旦那衆の釣りだった[3] という。文芸道楽では、俳諧、和歌、紀行文等々各ジャンルがあるが、奥が深く、さまざまな文人を生みだした[3]。また、道楽というのは学問に極まる[3] という。道楽は隠居してからが特に本格的になったという[3]。