長年のつっかえは睡眠の中で見る夢の中や、普段の生活の中で唐突に頭の中で映像を見せたりとしてやってき、それは鮮明で、今この時間、この瞬間に体感したことのようで時に苦悩させる。 ないものだが、まとわりつくように、絡みつくようで、その記憶と同じような体験を再び体験するようで、いくらか動揺を覚える。 ああ、良い思い出だった、と絵として見ることができず、その場所に誘われるのは、その時より細かく鮮明に再体験させられるのは、見ないでおこうとしても、視界に靄を映し出すのは、自身の中で納得をしていないからであろう。 道は長く。 新しい道には、思い出の中を歩くようなものもあれば、そうでないものも当然あって、焚火の火を静かに見ていると、火の中で消えず映し出される。 とまあ、ぐだぐだといろいろ書いてみるわけだが、描き終えたいものが貯まっていき、それが少々と苦しい。 アイデアというのか、描きたいものは増え続けるばか