教員免許を持つトレーニングコーチ塩多雅矢氏が持論 部活動の専門家は、来年度から始まる「部活動改革」への不安を口にしている。部活を学校から切り離すと、学び舎の活気が失われるのではないか――。教員の働き方改革は必要としながらも「部活が矢面に立たされるのは見当違い」と疑問を投げかけている。 高校の体育の教員免許や理学療法士の資格を持つ塩多雅矢さんは現在、トレーニングコーチとして首都圏を中心に中学と高校合わせて約20校の野球部をサポートしている。学校や部活と深く関わっているだけに、来年度から始まる部活動改革には不安や違和感を拭えない。 「いろんな側面があると思いますが、教員の働き方を見直すために部活が矢面に立たされるのは見当違いと感じます。部活が学校から切り離されてしまったら、部活以外の学校生活にも影響が出ると思っています」 国が来年度から進める部活動改革では原則、教員が土日の部活動には関わらなく
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