防衛省は16日、防衛商社「山田洋行」からゴルフや飲食などの過剰接待を受けていた守屋武昌前防衛事務次官から4500万円の投資資金を預かった河村延樹防衛政策課長(47)を19日付で官房付とする人事を発令した。事実上の更迭人事で、当面は松本隆太郎防衛政策局次長が同課長の事務を取り扱う。 防衛政策課長は同省の筆頭課長格。河村氏は問題が発覚した今月12日以降、体調不良を理由に有給休暇を取得しているため、石破茂防衛相が同省の業務に支障が出ると判断し、異動を決めた。 石破氏は16日夜、防衛省で記者団に更迭の理由を「筆頭局(防衛政策局)の筆頭課長が社会の注目を浴びて職務に専念できる状況にない。省内の人間関係の中で普通では考えられないお金の流れがあり、(河村氏が)今の職に止まるのは望ましくない」と説明した。 防衛省の調査では、河村氏は平成9年、守屋氏に投資話をもちかけて4500万円を預かり、知人に投資運用を
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