省庁からの自治体出向を調査=政策会議で総務副大臣 省庁からの自治体出向を調査=政策会議で総務副大臣 総務省は13日、与党議員を集めた初の政策会議を衆院議員会館で開いた。この中で渡辺周副大臣は、中央省庁の職員が地方自治体の幹部などとして出向している慣例について、「政令市や中核市も含め、実態を全部調べたい」と述べ、見直しも視野に入れた実態調査に近く着手する意向を示した。出席議員からの「出向は長年の中央集権的体制の中で行われており、(自治体には)どうしても霞が関を向く癖が付いている。是正すべきだ」とする意見に答えた。 自治体への出向は、総務省や国土交通省などの職員が副知事や部長といった幹部クラスに就くケースが多いが、副大臣は実態調査を行った上で、「地方の士気に影響しないで、(出向のあり方を)どうするかについて、政務三役会議の議題として取り組みたい」と述べた。(2009/10/13-12:35)