写真2●QuantaのMID機。MoblinをOSとして採用する。現時点ではユーザー・インタフェースの動作がかなり重かった。なお,同機の隣ではウィルコムのD4にWiMAXモジュールをUSB経由で接続したデモを展示していた 「COMUPTEX TAIPEI 2008」の主役はWiMAXと,MID(Mobile Internet Device)やUMPC(Ultra Mobile PC)と呼ばれる小型パソコンだ。台湾の各メーカーはWiMAXと小型パソコンを融合させた機器を数多く展示している。 ASUSTekはCPUにインテルの「Atom」,OSにWindows Vistaを採用したUMPC「R50」を出展した(写真1)。R50はGPSを内蔵し,PND(Personal Navigation Device)としての利用を想定したもので,「旅行などを多くする人向けの製品」(ASUSの説明員)とする