2017年に松浦晋也さんの筆になる単行本『母さん、ごめん。』としていったんまとまった本企画「介護生活敗戦記」は、その後、川内潤さん、岡崎杏里さんに連載を引き継いでご好評をいただいております。 『母さん、ごめん。』で、松浦さんのお母様がグループホームに入居するところで完結してから4年がたちました。 今回は、今の時点のお母様と松浦さんとのエピソードを書いていただきました。 唐突な復活となりますが、なぜ書いていただいたのかも含めて、ご一読いただければ幸いです。(担当編集Y) 自分では「ついに来たか」と思い、想定した範囲内の出来事だと考えていたのだが、予想以上にショックは大きかったようだ。 この5月、私は仕事の上の失敗をいくつか繰り返した。そのうちのひとつが、日経ビジネス編集Y氏を巻き添えにしたので、私は彼からずばり指摘されたのだった。「松浦さん、お母様の本を書かれる前にも似たことがありました。な
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