自民党の平沢勝栄衆院議員は11日夜、BS日テレの「深層NEWS」で、子どものわいせつ写真などの所持を禁止する児童ポルノ禁止法について「被害者はどんどん増えている。この現実を何とかしないと、子どもたちを守ることはできない」と述べ、早期の改正が必要だと強調した。 平沢氏は、「自己の性的好奇心を満たす目的」で児童ポルノを所持する「単純所持」に罰則を設けるとした同法改正案の共同提出者の一人。同法改正案は昨年5月に国会に提出されたが、継続審議となっている。 同じ番組で、みんなの党の山田太郎参院議員は、違法行為の線引きがあいまいだなどとして、「冤罪(えんざい)につながってはいけない」と法改正に慎重な姿勢を示した。