Published 2023/10/28 18:29 (JST) Updated 2023/10/28 22:26 (JST) 東京電力は28日、福島第1原発で多核種除去設備(ALPS)の配管の洗浄中、放射性物質を含む廃液を浴び福島県立医大病院に入院していた協力企業の男性作業員2人が退院したと発表した。東電によると、2人とも体調に問題はなく、汚染部位の皮膚に異常は確認されていない。引き続き経過観察を行う。 東電によると、2人は25日、ALPSの定期点検中に防護服の上から廃液を浴びた。当時監視役で防護服の上に雨がっぱを着用しておらず、25日夜に搬送された。身体汚染による作業員の入院は2011年3月以来。