先日、沖縄県国頭郡金武町において「タコライス」の発案者でキングタコス創業者の儀保松三氏が逝去したとの一報を聞いた。タコミートを基本にチーズやレタスやトマト等タコスの具材を白米の上に載せサルサソースをぶっかけて食うスタイルのこの料理は、昭和59(1984)年に儀保松三氏が当時の円高傾向で外食を控えるようになった米兵向けに、安くて腹一杯食える料理をと考案されて作られたものだったという。 ともあれ、儀保松三氏の存在は金武町にとっては有名で、米軍基地キャンプハンセンの門前にある歓楽街「金武町新開地」には同氏が創業したキングタコス本店の他にも、「ゴールドホール」という同氏の元邸宅兼施設博物館なんかもあったりして、色々と面白い。今回は儀保氏追悼も兼ねて、金武町新開地あたりを改めてご紹介できればと思う。 そんな金武町なんですが、那覇市から車で1時間掛かる場所なので、レンタカーでも借りないとおいそれと来ら