教科書は横山光輝三国志
ブータンと中国、インドが国境を接するドクラム高地で、インドと中国の軍隊がにらみ合いの膠着状態に陥ってから約1カ月になる。この種の対立としては、1962年の中印国境紛争以来、最長のものだ。 中国国防省の呉謙報道官は、インドが惨敗を喫した1962年の国境紛争をあからさまに引き合いに出し、「歴史の教訓に学ぶべきだ」とインドに警告した。だが、歴史の教訓は、それを引き合いに出す側の都合に合わせられることが多い。 国際関係における「屈辱」とは 1962年の紛争は、高慢なインドが中国の要求をのまなかった代償であるというのが、中国指導部の見方だ。だが、インドにしてみれば、これは半世紀以上にわたって国を苦しめてきた屈辱にほかならない。 国際関係において「屈辱」とは、他国の名誉を傷つけ、地位を得ようとする試みを否定することであり、明白なヒエラルキーの構築を意味する。戦争は、相手に屈辱を与える格好のチャンスであ
京都大学を卒業後、一度は企業に就職するも、28歳で退社。無職の心得をブログにつづり、「日本一有名なニート」となった人がいる。当時「働きたくない」と公言していた彼が、4年ぶりにテレビ番組に登場した。現在は38歳。ニートとは34歳以下なので、「元ニート」だ。だが、彼の「働かない哲学」は揺るぐことなく、さらに強固になっていた。その哲学は肯定できるのか――。 働きたくない。 会社に行くわけでもなく、家でテレビを観て、番組についての原稿を書く。端から見れば自由で気楽そうな作業でも、それで生計を立てている身としては、立派な労働である。「さぁ、今日も働くぞ!」なんて意気揚々と仕事に向き合っている人は、果たしてどのくらいいるのだろうか。 フジテレビは6月18日と25日の2週にわたって、ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』で「会社と家族にサヨナラ…ニートの先の幸せ」を放送した。取材対象は、現在38歳
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