超党派の国会議員で作る「衆参対等統合一院制国会実現議員連盟」(会長・衛藤征士郎衆院副議長)は、一院制を導入するための憲法改正原案を27日に横路衆院議長に提出する。 憲法を改正するための原案が国会に提出されるのは初めて。 改正原案は、衆院と参院による二院制を定めた憲法42条を改め、一院制とする内容。衆院議院運営委員会で取り扱いが協議される見通しだ。 2007年の国民投票法制定に伴う国会法改正により、憲法改正原案は、衆院議員100人以上、参院議員50人以上の賛成があれば国会に提出できる。同議連によると、民主、自民など7党と無所属の衆院議員10人が提出者となる。すでに100人以上の衆院議員の賛成を得たとしている。