400勝投手、金田正一氏が死去 死因は急性胆管炎による敗血症 86歳で 3枚 プロ野球の国鉄、巨人で通算400勝を挙げた金田正一氏が死去したことが6日、分かった。同日午前4時38分、急性胆管炎による敗血症のため、都内の病院で亡くなった。86歳だった。巨人が発表した。 金田氏は愛知県出身。享栄商高を中退し、1950年に国鉄(現ヤクルト)入り。8月入団ながら速球と縦に落ちるカーブを武器に8勝、打者としても17歳2カ月で史上最年少本塁打を記録した。51年から14年連続で20勝以上をマークし、球界を代表する大投手に。対巨人、対長嶋茂雄に闘志を燃やし、58年4月5日の開幕戦(後楽園)では、デビュー戦の長嶋から4打席連続三振を奪った。 巨人移籍5年目、通算400勝を達成した69年に現役を引退した。前人未到の400勝、4490奪三振と298敗はともに史上最多。沢村賞には3度輝いた。背番号34は巨人の永久