「ふじかわ」が大井川、天竜川を越えた―。JR東海の特急ふじかわ号(甲府―静岡)が21日、3日間限定の延長運転で18年ぶりに湖西市のJR新居町駅に到着した。珍しい運行とあって多くの鉄道ファンが乗車や撮影に駆け付けた。 23日まで隣の弁天島駅近くで開催中の「ゆるキャラグランプリ2015」の来場者向けに甲府―新居町を1日1往復する。初日、新居町駅に電車が到着すると、約20人の乗客がホームで記念撮影などを楽しんだ。 同社静岡支社によると、ふじかわ号が同駅まで運行するのは浜名湖の潮干狩り客のために延長運転した1997年以来という。 延長運転を知って甲府駅から乗ったという京都市の会社員の男性(47)は「前方の景色が良く見え、浜名湖がきれいだった」と話した。 実車版ミニ四駆、県内初披露 静岡で「タミヤフェア」(2015/11/22 08:02)<浜松・ゆるキャラGP開幕>票上積みへ 静岡県勢奮戦(