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記憶と社会に関するbuhikunのブックマーク (3)

  • 『この世界の片隅に』の原作とアニメの距離――もしくは戦争についての創作はどう描くのが「成功」なのか - 紙屋研究所

    書いていたら長くなった。 先に要旨をまとめておく。 マンガ『この世界の片隅に』は前半が戦前・戦時の日常の描写、後半が主人公の心象であり「記憶」と「想像力」をめぐる物語である。他方、アニメ「この世界の片隅に」は、戦前・戦時の日常をそのまま再現・保存することにしぼられた作品であり、原作のもつ後半部分は後景に退いている。両者は別々の作品(別個の価値をもつ作品)である。 戦争小説戦争をめぐる創作(マンガ・アニメ・映画・ドラマ・演劇…)は手法と題材を選ぶことで、何かを強調し、何かを切り捨てるので、どんな作品であっても批判は呼び起こされる。多様な書き手が多様に描くことでしかこのジレンマは解決されないのではないか。 以下は、映画・原作のネタバレが含まれている。 「暗い」「つらいから読みたくない」と「楽しくて何度も読み返したくなる」 「女性のひろば」という雑誌(共産党発行)の2017年1月号に「『この世

    『この世界の片隅に』の原作とアニメの距離――もしくは戦争についての創作はどう描くのが「成功」なのか - 紙屋研究所
    buhikun
    buhikun 2016/12/13
    現代の戦争は巨大な混沌であり、一作品では叙述し難い/ある意味CTやMRIのように断面が多い方が全体像に迫れる。無意味な断面もあろうが、今なら診断し得る「名医」はいる。
  • 『この世界の片隅に』片渕須直監督インタビュー後編「『世界が覆る』体験の意味は再検討しないといけない」

    11月12日に公開されたアニメ映画『この世界の片隅に』。こうの史代氏の同名漫画を原作に、太平洋戦争下の日で“普通”に生きる女性・北條すずの生活が丁寧に描かれたアニメーション映画だ。 また、作は2015年に応援プロジェクトとしてクラウドファンディングが立ち上がり、2カ月で約4000万円を集めたことでも大きな話題となった。 そして、上映開始されてから新たに海外上映を盛り上げるための新規プロジェクトも始動。そちらも数週間で2500万円に届く勢いを見せている。 作を手がけた片渕須直監督のインタビュー後編では、クラウドファンディングのこと、そして東日大震災を経てアニメ映画が描けるものについて、お話をうかがった。 『この世界の片隅に』片渕須直監督インタビュー前編「この空間を想像力で埋めてはいけないと思った」 11月12日に公開されたアニメ映画『この世界の片隅に』が話題を呼んでいる。こうの史代氏

    『この世界の片隅に』片渕須直監督インタビュー後編「『世界が覆る』体験の意味は再検討しないといけない」
    buhikun
    buhikun 2016/12/13
    原作マンガは2009年完結なので、震災に関しては連載中の読者と映画の観客の認識が違うとしか/ある意味残酷な切片は隠蔽されるのでなければ後景でも許されると思え。
  • 伊集院静氏、志を持ち一生懸命な若い人に期待 - 社会 : 日刊スポーツ

    作家の伊集院静氏(65)が日刊スポーツのインタビューに応じ、若い世代による無限の可能性に期待した。2016年から18歳以上に選挙権が与えられる。伊集院氏は昨年夏、東京・渋谷で見た若者たちのデモから変化を感じ取った。今の政治状況を変えられるのは彼らではないか-。東日大震災から5年の節目を迎えることには伝え続けることの「責任」を強調した。 今年から18歳以上に選挙権が与えられる。伊集院氏は従来、その法改正に対して少し疑問を抱いていた。 「彼らの政治に対する知識、意識が低いのではと思ったからだ。ところが渋谷で抗議デモをする若者を見て、政治に対する情熱はすばらしいし、彼らには十分、政治を判断する力があると思った。いや、それ以上に、今の政治状況を変えることができるのは、彼らではないかと感じた。18歳、19歳で選挙権を持って、政治、憲法、国家とは何か、政治家はどうあるべきかを考える機会となる。あるべ

    伊集院静氏、志を持ち一生懸命な若い人に期待 - 社会 : 日刊スポーツ
    buhikun
    buhikun 2016/01/02
    この人は競輪で張り流している人という印象が強過ぎたが(偏見(^(00)^;; )、「失敗を怖れるな」という言葉に惹きつけられるものがある(安倍ちんの「再チャレンジ」とは真逆)。他も読ませどころ満載。
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