生活保護「受給者バッシング」の正体---年間支払額3.3兆円、受給者210万人の「世界」を徹底検証 【第1回】 安田浩一(ジャーナリスト) 小高い丘を登り切ったところに、その墓はあった。墓誌はない。縦型の墓石には「佐野家之墓」とだけ刻まれている。 周囲を囲むように植えられたヒマワリの花が真夏の日差しを受けながら、夕張山地から吹く穏やかな風に乗って揺れていた。 この墓には、最近になって佐野湖末枝さん(死亡時42歳)と妹の恵さん(同40歳)の遺骨が納められた。 姉妹の父親は、この近くの町で炭鉱夫をしていた。だが長女の湖末枝さんが中学生の時に病死。その後、病弱だった母親も父親を追うように亡くなっている。 一家はようやく同じ場所で再会した。あまりに悲痛な再会ではあるけれど---。 軽く手を合わせてから、墓石を背にして町を見下ろす。寂しい町だなあと思う。メインストリートに人影はなく、草木が風でザワザ
橋下徹大阪市長が代表を務める「日本維新の会」とみんなの党が、次期衆院選の選挙協力や連携に向けた協議を再開することになった。維新の松井一郎(大阪府知事)、みんなの江田憲司両幹事長レベルで行うのがポイント。みんなの渡辺喜美代表の発信力が弱まり、第三極勢力を牽(けん)引(いん)したい橋下氏の警戒が解けたことが大きな要因だが、維新の勢いに陰りが生じ、全国規模の候補者擁立が難しくなってきたとの事情もある。 日本維新の候補者選定委員長となる竹中平蔵元総務相は6日、テレビ東京の番組で「みんなの党が掲げる政策は『維新八策』とほとんど同じだ。政界再編への触媒を維新とみんながやってほしい」と述べ、両党の選挙協力に期待を示した。 維新とみんなの関係が冷却したのは、8月20日に渡辺氏が大阪入りし、橋下、松井両氏と会談したことがきっかけだった。 表面上は、合併をめぐる見解が一致しなかったためとされる。しかし、もとも
男子テニス、楽天ジャパンオープン(Rakuten Japan Open Tennis Championships 2012)、シングルス決勝。優勝を飾り、トロフィーを掲げる錦織圭(Kei Nishikori、2012年10月7日撮影)。(c)AFP/KAZUHIRO NOGI 【10月7日 AFP】男子テニス、楽天ジャパンオープン(Rakuten Japan Open Tennis Championships 2012)は7日、東京の有明コロシアム(Ariake Coliseum)でシングルス決勝が行われ、大会第8シードの錦織圭(Kei Nishikori)は7-6、3-6、6-0で第6シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)を下し、ツアー通算2勝目を飾った。 通算4度目となるツアー決勝に臨んだ錦織は、サーブ・アンド・ボレーを多用するラオニッチを打ち砕き、1973年に
近藤研究室では、crest研究員を募集しています。詳しい事は上の<研究員の募集>をクリック! 第十五回:科学者はみのもんたに勝てるのだろうか? 免疫学者、みのもんたに完敗 かなり以前、筆者が京都大学医学部で講師をしていた時の話である。所属していた研究室は、免疫遺伝子の研究では世界的も有名であり、従って、当時の筆者は免疫学に関しては、(個人的にはたいした業績があるわけでは無いが)一応プロなのであった。 ある日、東京の母から電話がかかってきた。しきりにトマトをたくさん食べろと勧めるのである。その理由は「免疫に良いから」だそうである。 なんだぁ、その「免疫に良い」ってのは? いくらなんでもアバウトすぎて、何を意味してるのかもわからんぞ? だいたい、免疫学のプロに素人が免疫について指図するとは上等である。 「いったい、誰がそんな頓珍漢な事を言ってたんだ?」 と聞くと、 「みのもんた、がTVで言っ
今年7月に牛レバ刺しが禁止になったことは大きく報道されたので皆さんご存知のことでしょう。しかし、それと前後してレバ刺しを代替する食材が話題になりました。こんにゃくで作られたマンナンレバーは、そうした代替食材の一つと言えます。レバ刺しの代替食材をめぐっては、こんな記事*1まで登場し、レバ刺しに関する関心の高さがうかがえます。一方で、そういったレバー以外の食材ではなく、あくまでレバーによる代替を求める動きもあります。以前から牛と共に食されてきた鶏のレバー*2や、生食のリスクが比較的低いと考えられる馬レバーなどがそれにあたります。しかし、ある意味想定外とも言える食材まで提供されているようです。それは、豚のレバーです。豚レバ刺しは牛レバ刺しの禁止以前から提供されていたようですが、私が存在に気がついたのは牛レバ刺し禁止直前あたりだったと思います。ブログやtwitterで「うちは豚レバ刺しだから大丈夫
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