イカナゴの「くぎ煮」発祥の地と有力視される神戸市垂水区で5日、「神戸垂水いかなご祭」が開催される。今年は稚魚の生育が遅く、くぎ煮用の新子(シンコ)の解禁が間に合わなかった。主催する垂水商店街振興組合は「今回で17回目だが、こんな事は初めて。会場でくぎ煮を作れないのは残念だが、豊漁を祈る祭りにしたい」と話す。 「くぎ煮」は播磨灘や大阪湾岸の春の風物詩で、毎年多くの家庭がシンコの解禁を待っている。傷むのが早いイカナゴのシンコの保存食でもあり、垂水も発祥地の一つとされている。イカナゴで地域を盛り上げようと2000年から祭りをしている。 この記事は有料記事です。 残り260文字(全文528文字)
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