沖縄県は15日、新型コロナウイルスの新たな感染者が0人だったと発表した。1日の感染者がゼロだったのは2020年7月18日以来、約1年4カ月ぶり。 【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況 県内では20年2月14日に初めて感染者が確認された。流行第5波のピークとなった21年8月25日には、1日として最多となる809人の感染が確認され、人口10万人当たりの新規感染者は300人を大きく超えた。全国でも最悪の感染状況となり、医療態勢が危機に直面した。 経済活動などが制限される緊急事態宣言は計4回出され、日数は計232日。特に4回目の宣言は5月23日から9月30日までの4カ月以上に及び、主要産業の観光を中心に県内の経済に打撃を与えた。 10万人あたり全国8位に この日の発表では、クラスターは新たに3例確認された。 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は1.28(前日1.48)で全国8位に下がった