男女関係に関する本を読んだ。 男女関係の話なので、もちろん話題自体は聞いたことがあるような物ばかりだ。しかし女性週刊誌にありがちな「男はこうするべき」「女はこうするべき」より確実に1〜2段階掘り下げて語られている感じがある。また、はてなや増田で語られるような極端な事例をむりやり一般化して男や女を語るという乱暴さがあまりないように見える。 身近にあってよく知っている「つもり」の話題について少しだけ踏み込んだ部分を教えてくれたりや、あるいは身近にあって気にはなっているけどよく知らないことを丁寧に説明してくれたりするものは、間違いなく楽しいのだろう。 たとえば女の人の愚痴の話。 ネットの記事とか読んでると「女の人はただ聞いてほしいのです。解決策を言うのをやめて、ただ耳を傾けてあげましょう」みたいなアドバイスがゴロゴロ転がっている。 みんなこの決まりきった言説自体は知ってる。なんとなく正しいような