クーポンサイトを運営するグルーポン・ジャパン(東京・渋谷)が正月用おせちの取り扱いを本格再開する。同社は2011年に起きた正月用おせちの不当表示トラブル以来、審査を強化するなど信頼の回復に努めてきた。14年にも数量限定で正月用おせちを抽選でプレゼントしたが、本格販売は4年ぶり。「おせちの失点はおせちで返す」(同社幹部)としている
「おせち事件は決して忘れることができない」――デイリーディールサービス「グルーポン」(Groupon)を運営するグルーポン・ジャパンの根本啓(ねもと・さとる)CEOは11月21日に開いた会見で、2011年正月に起きた“おせち事件”の反省を繰り返し述べた。「新生グルーポンのスタートの年」と位置付けた2014年を目前に「改めておせちから考え直そう」と、5人の有名シェフが作った「夢のおせち」をプレゼントするキャンペーンを開始した。 11年正月、Grouponで半額チケットを販売したおせち料理が見本と大きく異なったり、食材を偽装していたことが判明し、大きな騒動になった。今年8月に同社の社長に就任した根本氏は当時、アマゾンジャパンの社員だったが、「非常に注目された新しいサービスで事故が起きたことは残念に思っていた」と振り返り、「決してあってはならない、繰り返してはならないと感じていた」と話す。 “お
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