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ブックマーク / blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa (8)

  • 村上ファンドが捕まった終値関与って何が悪いの? : 金融日記

    はここ20年以上、金利がほとんどありません。しかし、そのような環境でも、5%の金利を払うような夢のような金融商品を作れます。金融界で働く、ロケット・サイエンティストたちが素晴らしい金融商品を開発したのです。プットオプションを組み込めばいいのです。 トヨタ自動車のプットオプションを考えましょう。プットオプションとは、たとえば1年後の満期に、7500円で株を売る権利です。このあらかじめ決められた株価を行使価格(=K)といいます。この場合、1年後にトヨタ自動車の株価が6000円まで下がれば、オプションの買い手はオプション1個当たり1500円儲かりますね。6000円で市場で買って、そのままオプションの売り手に7500円で売ればいいわけです(実際にはこんなことしなくても、差金決済されますが)。オプションというのは、何かを行使する権利ですから、それ自体では儲かるか、何もないかのどちらかです。そんな

    村上ファンドが捕まった終値関与って何が悪いの? : 金融日記
  • STAP細胞=Muse細胞仮説となぜ実験データの捏造が極めて重い罪なのか : 金融日記

    さて、僕のこれまでに書いた解説記事や予想(別に当たれば金が儲かるというわけではありませんが)を簡単に自己採点しておきましょう。もちろん、理研がこれから1年以上かけてやる、というSTAP「現象」の実証研究プロジェクトの結果を待たなければいけませんが、笹井氏の会見でかなり色々なことがわかりました。 STAP細胞論文に関する笹井芳樹副センター長の会見時の資料について、独立行政法人理化学研究所、2014年4月16日 まずは、一連のSTAP細胞捏造疑惑のバックグラウンドを解説した記事です。 いまさら人に聞けないSTAP細胞と細胞生物学の基礎、2014年3月16日 いまさら人に聞けない小保方晴子のSTAP細胞Nature論文と捏造問題の詳細 その1 TCR再構成と電気泳動実験、2014年3月22日 いまさら人に聞けない小保方晴子のSTAP細胞Nature論文と捏造問題の詳細 その2 TCR再構成を否定

  • これだけは読みたい金融と経済、ビジネスの本20冊+3(八重洲ブックセンター藤沢数希フェア)

    先日まで、八重洲ブックセンターで、僕の推薦図書のフェアをやっていました。 訪ねてくれた皆様ありがとうございます。 今日は推薦したのリストをアップしたいと思います。 資主義と自由 、ミルトン・フリードマン (著)、村井 章子 (翻訳) ノーベル賞学者による自由主義のバイブル的な。はじめて出版されたのは50年も前だが今でもおどろくほど新しい。自由な市場経済こそ人類を豊かにできるのであり、政府による裁量的な介入はなるべく排さなければいけない。棚に一冊置いておきたい古典。 セイヴィング キャピタリズム、ラグラム・ラジャン (著)、ルイジ・ジンガレス (著)、堀内昭義 (翻訳)、有岡 律子 (翻訳)、アブレウ 聖子 (翻訳), 関村 正悟 (翻訳) 原著のタイトルは"Saving Capitalism From The Capitalists." 資主義は資家に脅かされているのだ。フェア

    これだけは読みたい金融と経済、ビジネスの本20冊+3(八重洲ブックセンター藤沢数希フェア)
  • 金融日記:なぜちんこはああいう形をしているのか?

    2012年09月30日 なぜちんこはああいう形をしているのか? 今週は読者の方から以下のような質問を頂きました。 これは人生相談と言うよりも、多分に科学的な話で、恋愛工学をより深く理解するためにも重要なポイントをいくつか含んでいます。 よって、今週のテーマ論文として取り扱うことにしました。 =============================== 藤沢師匠、お久しぶりです。 週刊金融日記13号の大トリに採用していただいた、風俗大好き20代半ばの大手金融マンです。 お礼の返信が遅くなってしまい申し訳ありません。 「風俗」と「恋愛」。 金玉のように日々悶々と揺れ動いていた私の悩みが、藤沢師匠の大変丁寧で筋の通った手解きで、スッキリすることができました。 その後も、サラリーマンのつまらないルーチンワークをこなしながら、毎週送られてくる、師匠のメルマガに叱咤激励されておりま

  • 新社会人に贈る言葉 : 金融日記

    みなさん、こんにちは。藤沢数希です。来週からいよいよ新社会人になる金融日記の読者の方も多いと思います。そこで、僕から新社会人のみなさんに、いくつかアドバイスしたいと思います。がっかりするような話かもしれません。耳が痛い話かもしれません。でも、みなさんにいくつか気をつけてほしいことがあります。それを今日はお話ししたいと思います。 まず、一流企業に就職が決まった男子のみなさん。おめでとうございます。しかし、大変きびしいことをひとつ言わないといけません。みなさんは一流企業の名刺を持ち、幾ばくかの金を稼ぐようになり、さぞかしモテるようになると期待していることでしょう。しかし、はっきりと言っておきます。あなたたちは全くモテなくなります。信じれないぐらいに。これは生物学的に明らかなことなのです。 あなたたちは、企業というサル山の最下層に組み入れられます。人間というのは、無意識の内にヒエラルキーを作り、

    新社会人に贈る言葉 : 金融日記
  • 経済・ビジネス分野で圧倒的にスゴイ本23冊+2 for 紀伊國屋書店新宿本店 : 金融日記

    現在、紀伊国屋書店新宿店で、金融日記の推薦するとちきりん推薦のフェアーをやっております。やっぱりは大型書店でちょこっと立ち読みしてから買うのがいいですね。 書棚はこんな感じになっています。 今回はなんと僕のサインまで用意しましたw 欲しい人は新宿の紀伊國屋書店へ急げ! 地方に住んでて、どうしても行けない人のためにこっそりと推薦したをリストしておきます。 資主義と自由 、ミルトン・フリードマン (著)、村井 章子 (翻訳) ノーベル賞学者による自由主義のバイブル的な。はじめて出版されたのは50年も前だが今でもおどろくほど新しい。自由な市場経済こそ人類を豊かにできるのであり、政府による裁量的な介入はなるべく排さなければいけない。棚に一冊置いておきたい最高の古典。 セイヴィング キャピタリズム、ラグラム・ラジャン (著)、ルイジ・ジンガレス (著)、堀内昭義 (翻訳)、有岡 律

    経済・ビジネス分野で圧倒的にスゴイ本23冊+2 for 紀伊國屋書店新宿本店 : 金融日記
    bullsco88
    bullsco88 2012/01/29
    フリードマン、ちゃんと読もう…
  • 年末年始に経済・金融の理解で圧倒的に差をつける本5冊 : 金融日記

    さて、今年も残すところわずかになりました。せっかくですので年末年始に経済・金融のでも読んで、年初めにはライバルに差をつけておきましょう。分厚い教科書をすすめてもいいのですが、ビジネスマンや他学部の学生などにとって、それはさすがに大変でしょう。また、教科書は時事問題にはあまり触れていないので、現実の社会の動きを理解するにはあまり役に立ちません。そこで、今回はぜひこの5冊は読んでおきたい、というを紹介しましょう。このブログで過去に紹介したばかりなので、すでに読んでいる方も多いと思いますが、まだ読んでないものがあったら、この機会にぜひ読んでおきましょう。 1.弱い日の強い円、佐々木融 大震災など、日にネガティブなニュースがあるとよく円高になりますが、それはなぜなのか。世界の景気がよくなると円安で、逆に現在のように世界の景気が悪くなると、なぜ円高になるのか。ドルはなぜ下がり続けているのか

    年末年始に経済・金融の理解で圧倒的に差をつける本5冊 : 金融日記
  • 知識ゼロから圧倒的に政治・経済にくわしくなるための本4冊+2 : 金融日記

    おかげさまで、僕のブログもそこそこ人気になり、も2冊出版されました。読者のみなさま大変ありがとうございます。 なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方 日人がグローバル資主義を生き抜くための経済学入門 もう代案はありません この2冊のは実は金融・経済の教科書として、質的でむずかしいことがとても掘り下げられて書かれています。だから内容的にはかなり高度で、金融・経済の専門的な仕事をする入り口に立つというところまで到達できるはずです。また、金融・経済の専門家が全体を俯瞰するためのにもなっています。 内容は包括的で、実はかなり深いのです。「読みやすく簡単だった」とか、意地悪な人からは「全部知っている内容で新しくなかった」などというレビューがたくさん書かれていますが、この2冊の内容を当に理解できたら、それは金融・経済のまともな専門家と

    知識ゼロから圧倒的に政治・経済にくわしくなるための本4冊+2 : 金融日記
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