僕らが物事を何か選択するとき、何を基準にするでしょうか。 例えば、レストランなら美味しい料理や空間、内装、ホスピタリティだったりするでしょう。PCならスペックやデザイン、価格といった具合にです。しかし、それはかなり画一化されてきて、差別化を見出すことがとても難しくなりました。だからこそ、クチコミの有効性が高まっているのが今です。音楽も同じかもしれません。 提供側はそうなってくると、やはりプロダクトであれ、マーケティングであれ差別化を生み出そうと考えます。しかし、それは往々にして消費者や生活者と大きなギャップがあることがあります。例えば、はさみの新商品があったとして、あなたはこうプレゼンされるわけです。 「このはさみは特別な刃を使っていて、それは世界でも希少なものです。切れ味は従来より10%も向上しています」 もし、こう言われたとしてもぶっちゃけ僕らには違いがわかりません。 ある程度問題なく