いろいろな証券(株式、債券、ハイブリッド証券など)の条項の設計やキャッシュフローの算出、評価を考案、お引受けするブログです。公表された案件に関するコメントなどもしていきます。 第三者割当増資の希薄化率が最近大きいという話がでています。 (参考) 「株主配慮の増資促す 新株予約権を無償割当て 利益目減りを回避」2009年12月13日 日経 東京証券取引所は株主への影響が少ない方式で企業が柔軟に増資できる環境整備に乗り出す。現在主流の公募増資では1株当たり利益の大幅な目減りを招き、既存の株主は一方的に損失を被りかねない。東証は年内にも上場規則を変更し、企業が増資を自由に設定したうえで、株主への新株予約権の割り当てを通して資金を調達できるようにする。株主に配慮した増資を促すとともに、資金調達の自由度を高めることで、低迷する株式市場活性化へとつなげたい考えだ。 東証が活用を促すのは株主割当増資と呼