電力エネルギーは電線などの配電設備によって、各家庭に送られていますが、電力需要が高まると電力が供給できなくなるリスクがあります。そこで、日本などの多くの国では揚水式水力発電で高所と低所に貯水池(ダム)を作り、電力需要の多い時に高所から低所へ水を流して電力を発電し、需要が少ないタイミングで低所から高所に水を引き上げて、電力需要の高い時に備えてエネルギー貯蔵を行っています。しかし、揚水式水力発電を実現するには地形による制限があり、建設コストも高くなってしまうもの。スイスのスタートアップEnergy Vaultはこのような制限を回避する「コンクリートバッテリー」を開発しました。 Swiss startup Energy Vault is stacking concrete blocks to store energy — Quartz https://qz.com/1355672/stackin
世界各国で開発が進められている量子コンピューターに匹敵するという桁違いの計算能力を持つ新型の国産コンピューターが実用化されることになりました。宅配のルート選択やがんの治療など幅広い分野で活用が期待されます。 大手電機メーカーの富士通は、この「組み合わせ最適化問題」を従来の電子回路を使いながら、量子コンピューターに匹敵する能力で処理できるという新型のコンピューターを開発し、今月からサービスの提供を始めました。 量子コンピューターと違い、部品を超低温に保つ必要がないため、大がかりな装置がいらないのが特徴だということです。 富士通では、人手不足が深刻な宅配業務を効率化するために最適なルートを選んだり、がん治療で放射線を当てる最も効果的な角度を決めたりする場合など幅広い分野で活用できるとして、2022年度までに1000億円規模の事業に成長させる計画です。
広大な倉庫の内部にビッシリと張り巡らされたマスの目のレールの上を何千台というロボットが走りまわり、商品を集めて出荷するイギリスのロボット倉庫が報道陣に公開されました。 Inside A Warehouse Where Thousands Of Robots Pack Groceries - YouTube この倉庫は、イギリスの大手オンライン小売業者「Ocado」がイングランド南部の街アンドーヴァーに建設して運用しているもの。サッカーグラウンド3面分ほどの広さを持つ大きな倉庫で、2016年12月に稼働を開始して以来、初めて外部に対して公開されました。 内部は複数の階層に分かれており、ロボットが走り回るフロアは以下のようにマス目状のレールがビッシリと張り巡らされています。レールの上では前後左右の4方向に進むことが可能なロボットが走り回っています。 レールのマス目の中には、このようにカゴが設置
黒鴎次回12月18日〆 @krokamome アナログ放送の砂嵐が死後の世界だと小学生が噂してたというツイートを見たんだけど、私の実家のテレビ何故かいまだにアナログの1chだけ映って、どこかわからない白っぽいスチール棚の並んだ誰もいない暗い部屋を斜め上からのアングルで映し続けてるんだけど、同じような部屋が映ってる人とかいる? 2018-02-28 23:13:08
日本時間の2月7日午前5時45分、世界最大の打ち上げ能力を持つロケット「ファルコン・ヘビー」が、アメリカ・フロリダ州から打ち上げられ、搭載していた赤い電気自動車を、火星に向かう軌道に投入することに成功しました。大勢の人が打ち上げを一目見ようと現地を訪れ、打ち上げの映像はインターネットでも中継。宇宙服を着たマネキン「スターマン」が乗る赤い電気自動車が、青い地球をバックに宇宙空間を“疾走”する姿は、多くの人を驚かせました。このロケットを打ち上げたのは、イーロン・マスク氏が立ち上げたアメリカのベンチャー企業「スペースX」です。2024年の有人宇宙船による火星到達、さらには、将来の火星移住計画を発表しているスペースXにとって、火星まで大量の物資を運ぶ能力を持つ今回のロケットの打ち上げは、今後、計画が実現するのかどうかの大きな試金石となるものでした。また今回のロケットは、1段目の3本のロケットエンジ
by Quinn Dombrowski がん治療の新たな方法の1つとして、ライプニッツ固体・材料研究所のHaifeng Xu氏らが、精子をがん腫瘍まで誘導して薬を運ぶという方法の研究を進めています。この方法であれば、薬の服用量を制限されることなく治療が行えると考えられています。 Sperm-Hybrid Micromotor for Targeted Drug Delivery - ACS Nano (ACS Publications) http://pubs.acs.org/doi/10.1021/acsnano.7b06398 Hijacked sperm carry chemo drugs to cervical cancer cells | New Scientist https://www.newscientist.com/article/2156525-hijacked-spe
東京大学の研究グループは、従来不可能とされた、量子コンピュータの内部で発生する量子的なエラーの影響の追跡を正確かつ高速に評価する数値計算手法を新たに提案した。 量子コンピュータは、量子力学の「重ね合わせの原理」を活用して計算する技術。素因数分解や量子化学計算などの問題を超高速に解けるとされ、その開発が世界中で進められている。 実際の量子コンピュータは、わずかにエラーをもつ素子(量子ビット)を組み合わせて作られるので、それを訂正しながら計算を続ける仕組みの「量子誤り訂正」が必要。その設計には、素子のエラーをどの程度低減できれば誤り訂正がうまくいくのかを見積もることが重要だ。 しかし、量子コンピュータが高速のため、この見積もりの計算は通常のコンピュータでは追いつかず、「量子コンピュータの設計には量子コンピュータが必要」というジレンマが生じる。 研究グループは、量子コンピュータが量子的なエラーを
Facebookは人工知能を利用した、交渉を行えるチャットボットを開発しているという。しかし、交渉によって得られる利益を最大化するようボットを設定したところ、ボットは人間には理解できない独自の言語を使って会話をし始めるようになってしまったそうだ(BizSeeds、The Atlantic、NewScientist、研究論文)。 このチャットボットはFacebookの研究チームが人工知能を使った交渉やアシスタント機能を実現するために開発したもの。5000件以上の会話データを元に学習させた上で、人間やほかのチャットボットと会話を行わせたという。 実験ではまずボットに対しできるだけ人間による会話を真似るよう設定したそうだが、その場合交渉能力は弱く、「好ましくない」提案に対しても同意してしまう傾向が見られたという。また、会話や交渉によって得られる「利益」を最大化するよう設定した場合、交渉能力は上が
Amazonが日本の物流センターに初導入した“秘密兵器ロボ”「Amazon Robotics」を見てきた(動画あり)(1/2 ページ) 米国と欧州で先行導入されていたロボットによる在庫管理システム「Amazon Robotics」が、国内で初めて神奈川県川崎市の「アマゾン川崎FC」に導入された。 Amazon.co.jpは12月6日、神奈川県川崎市の新物流拠点「アマゾン川崎FC」(フルフィルメントセンター)に導入した“ロボット在庫管理システム”こと「Amazon Robotics」の稼働を始めた。米国と欧州で先行導入しているシステムで、ロボットが倉庫内を縦横無尽に動き回って商品を運ぶのが特徴。日本で初めて導入された“秘密兵器ロボ”の実力を見てきた。 Amazonで働くロボットの正体 フルフィルメントセンター(FC)は、Amazonの取り扱い商品を入荷・保管し、ユーザーから注文を受けた際に出
ミミズの筋肉組織を利用した小型ポンプを理研などのチームが開発した。動作のためのエネルギー源にATPを利用しており、電力不要で駆動する超小型ポンプの開発につながるという。 理化学研究所と東京電機大学の共同研究チームは10月17日、ミミズの筋肉組織を利用した小型ポンプを開発したと発表した。動作のためのエネルギー源には、生体の共通エネルギー源であるアデノシン三リン酸(ATP)を利用しており、将来、ミミズと同様の構造を人工的に作ることができれば、電力不要で駆動する超小型ポンプを開発できる可能性があるという。 ポンプは、体内埋め込み装置の開発など最先端研究分野で小型化が求められているが、従来の圧電素子による小型ポンプは、電源やワイヤーなどが必要で、小型化には限界があった。 研究チームは、小型ポンプの材料に生体筋肉組織を利用することで、小型で効率のよいポンプが実現できるのではないかと発案。ミミズの体表
安全な外科治療を手頃な価格で受けられない人は世界人口の3分の2のおよそ50億人。ある外科医が靴下を探しているときに思いついた85ドルの機器が、この状況を変えるかもしれない。 ユタ大学医療イノベーションセンターのトップで外科医のジョン・ランゲル氏がこの機器を考え出したのは、ある日の深夜、急患で呼び出されたときのことだ。 眠っている妻を起こさないように服を探そうとiPhone(アイフォーン)のライトをつけると、「腹腔鏡の光と同じくらい明るい」と思ったそうだ(訳注:腹腔鏡は腹部の手術に用いる内視鏡の一種)。 ランゲル医師は大学で担当していたバイオイノベーションのクラスの学生に伝えた。携帯電話の部品を使って低価格の腹腔鏡を作り、コストのせいでこの機器を使った低侵襲手術(身体への負担が少ない手術)が利用できない地域に広めるのはどうだろう。 開腹手術の代わりに腹部に開けた小さな穴から体内にカメ
ベルギーの企業「P-Laser」が開発したレーザークリーナーは、高いエネルギーを持つレーザーを対象物に当てることで、一切触れることなく汚れだけを一瞬で取り除けるという魔法のようなクリーナーです。 Laser Cleaning: HIGH POWER 1000W! - YouTube 「バリバリバリ」という音とともに画面の向こうからこっちに近づいてくる光の帯。光が当たっている鉄板は赤茶色のサビで覆われています。 光が通ったあとの表面は、元の輝きを取り戻しています。 光の原因は、どうやら除去されたサビが熱されたことによるもの。細かい粒子のようなものが跳ね上げられている様子がわかります。 こんな風に、すっかりサビに覆われた鉄の部品も…… 「バリバリバリ」とやるだけで、面白いようにサビが落とされています。使用しているのは、手で簡単に持てるほどのレーザー照射装置で、このデバイスは1kW(1000ワッ
スレッド「例の原始時代の技術で生活してる人が鉄器時代に突入した件」より。オーストラリアのクイーンズランド州で原始的な土壁の住居、火起こし、土器などをゼロから作り上げるユーチューバー『Primitive Technology』氏が鉄を精製したことが海外で話題を集めていたので反応をまとめました。名前は名乗らず、無言のまま黙々と作業続け、ひたすら文明社会に近づいていく様子が人気を集めています。 引用: http://boards.4chan.org/his/thread/1483120 https://youtu.be/VVV4xeWBIxE https://redd.it/4v8w5n Ads by Google
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