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ブックマーク / domainfan.com (5)

  • mohno : 川瀬真氏は、何と言ったのか?

    クレオパトラの鼻の高さを議論したところで、正確な値はわからないのだから、録音なり、正確なメモがあるなら、それが一番望ましいのだけれど。 閑話休題。 文化庁の川瀬真氏の発言が注目を集めている。CNet の見出しは、こうだ。 「違法ダウンロードは社会正義に反さないが、権利者に悪影響」 そして、文では、このように紹介されている。 「個人のダウンロード行為が社会正義に反しているということではなく、それらが積もることで権利者などに悪影響を与えているということ……」 なんということだ。著作物流通室長という肩書きの人が「ダウンロード行為が社会正義に反さない」と断言しているというのだ。これは大きな驚きであり、それだけに反響が大きい。ところが、日経BPのニュースでは、いくらか表現が違っている。 ダウンロード違法化に限定条件を付け、罰則を設けなかったことについては、「ダウンロード違法化の背景は、個々のユーザ

  • mohno : JASRAC はカネカネ言うべきではないか?

    いよいよ締切間近で佳境を迎えるかと思っていたブック検索の件が4か月も延期になり、なんだか拍子抜けしている今日この頃なので、保留していた件を取り上げてみる。 いつも冷静なエントリを書かれている heatwave さんが「我々の権利を軽んじつつ、自らの権利(利権)ばかり拡大しようとするJASRACの人」というエントリで怒りをあらわにされているのだが、私は疑問を持った。もっとも、リンク先で紹介されている記事におけるいではく氏の発言には、こんなものがある。 さらにいで氏は、過去の著作権分科会で主婦連合会常任委員の河村真紀子氏が、「自家用車で聞くために、消費者はもう1枚同じCDを買うのか」と疑問を投げかけたことを取り上げ、「当然だと思う」と説明した。 JASRAC に著作権を委託しているアーティストたちに、これを共有できる認識かどうか、あるいは皆が実践しているかどうか、尋ねてみてほしいものだ。そんな

  • mohno : ユーザーのジレンマ

    あれ、囚人が話し合ったら普通に最適解が得られるってことに気付かなかったんだろうかね。それとも話し合って黙秘すると合意した上で行為で裏切るってのも「囚人のジレンマ」というんだろうか。保護期間の「裏切り」ってどういうことだろうね。短縮の合意をして法律改定した後で、自分だけ延長するってことか(←できねーよ)。まあ、囚人ごとに条件が違うってことを想定できない時点で「長期的な展望で思考できる」人ではないという烙印を押されてもしかたがないだろうね。はてブで、ふむふむと納得しちゃってる人も含め。 ただ、囚人をユーザーという形で置き換えるのは面白いかもしれないとは思った。GIGAZINE に書かれていた件からインスパイアされてみると、 ・大半のユーザーが海賊版に手を出したら、コンテンツが消えて、海賊版すら楽しめなくなる ・少数のユーザーだけが海賊版に手を出すだけなら、コンテンツは残る なんてことが考えられ

  • mohno : MiAU のぐちゃぐちゃについて

    MiAU が(自称)“インターネット先進ユーザー”を代表しているというのであれば、私はそれに該当しないだろうし、だって該当しないし、まわりに該当しそうな人が見当たらないというくらい限られたユーザーを代表した組織であろうという点では、対岸の火事でしかないわけではあるのだけれど、とりあえずはてブのコメントに返信されていたので、説明を補足しておこうと思う。具体的には、「山形浩生氏がホッとしているかもね。もともと呉越同舟っぽさはあったわけだが、“池田信夫”→“公文俊平”で MiAU が変化するのかどうか。ポジティブであれ、ネガティブであれ。 」とした点について、 > “池田信夫”→“公文俊平”という理解そのものが間違っています。(以下、略) と返信されたわけだが、まあ、そりゃ、そうだろうな。というか、別に「MiAU produced by 池田信夫」と思っていたわけでも何でもないのであって、これ

  • mohno : 「著作権がイノベーションを阻害する」への指摘

    池田氏のエントリ「著作権がイノベーションを阻害する」の何が雑であるのか、具体的に書いておこうと思う(オルタナティブに書くのをやめたのは、単なるエントリ批判に過ぎないからだ)。なお、MYUTA のようなサービスを禁止すべきであるとか、法律が完全なものだ、などという主張はしていないので、主張していないことに反論されても困る。(どっちにしろ、ここではアカウント取らないとコメントできないのだけれど) 最初の段落は、前ふりだから個人的意見としては問題ないと思う。だが、2段落目の 工芸品や宝石などにも「名匠」とよばれる人がいるが、彼らの芸術的価値は著作権で守られない。 については、コメントでも指摘されているとおり、著作権で守られるものがある。もっとも、人でなければオリジナルを作りようがないというのは「もしもピカソが父だったら(著作権保護期間延長の弊害とは)」で指摘したとおりであり、著作権で守らなくて

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